トリのヒト。

日々のスナップ 2024年1月24日 マクロレンズで遊ぶ

リル 先日入手したレンズで遊んでみます。 近ごろはもっぱらフィールドのトリたちばかりを超望遠で撮影していますが、新しいレンズはまったく違う遊び方。 明るさはそれこそ開放 F2.8 ほどですが、室内の乏しい光源でも十分に撮影できてしまいます。 そして…

日々のスナップ 2022年7月8日 ウスユキバトの Lalique と Poirot

左 Poirot 右 Lalique 眠いね。 彼らを我が家に迎え入れて、も何年経ったでしょう。 アラドリでしたので、当初からあまりヒトに寄り添うような生活はムリと、気を付けて接してきました。 それでも、少しずつ、少しずつ・・・ 近頃はしばらくの間なら手のひら…

日々のスナップ 2022年6月19日 たまには家で。

たまには、家で。 外で野鳥の写真ばかりとって・・・、 たまには明るい部屋でいっしょに遊ぶ時間をと、いつもウスユキの遊び場になっている部屋を開放。 ポアロは産卵気配のため、かごで待機。 月・水・金曜日はコザクラとボタンのオチビ隊、火・木・土曜日…

鳥を見に・番外編 2022年5月1日 孔雀に想いを

先日、以前から好きなトリの博物画を2点入手しました。 いずれも身近な野鳥などでは無く、ワールドクラスの鳥たちで一枚は ケツァール、そしてもう一枚が 孔雀。 こいつらといきなり遭遇したら、間違いなく腰を抜かすでしょう。 ケツァール クジャク 版画の…

日々のスナップ 2021年 7月19日 私を変えた鳥たちとの出会い

「私を変えた・・・」 などと云うと、何か絵空事のような気すらしますが、この2羽と出会う前と後で、見える世界が違う事は間違いの無いように思っています。 かつて横浜からここ熊本へ、私が来たのは彼らに出会うためであったかと、時折思うことがあります。…

キジバト交流録 2021年6月8日 暑いね

暑いね 梅雨の中休み、暑い。 強い日差しを浴びると、自然に羽が開いてしまう、キジバト。 更に熱くなると、今度は口が開いてきますが、今日はそこまででは無いようです。 しばらく現れなくなっていたキジバトですが、ここ最近はよく顔を出します。 私を怖が…

見る ということ

近頃、野鳥を見てまわっている自分がいますが、折に触れて思うことがあります。 今までの決して短くもない人生、自分はいったい何を見ていたんだろう・・・ 例えば オナガガモ や ヒドリガモ・・・、 コガモでもよいのですが。 珍しい種ではないので ”居ると…

翼鏡 群れを導く光

近頃はもっぱらカモたちを眺めていました。 彼らの優しい表情と、美しい姿が脳裏から離れません。 野鳥の撮影は楽しいですが、もっと彼らの事を知りたくなりました。 まあ、お勉強も時には楽しいばかりです。 カモたちの写真を撮っていてどうしても目に焼き…

検証 マガモのエクリプス

昨日、一見して 「カルガモのハイブリッド種」 と決めつけけましたところ、「マガモ・オスのエクリプスでは?」 という冷静なご意見をいただきました。 見るほどに、なるほどそうだな・・・ と納得しております。 何も変わりませんが本日は 「彼は マガモの…

青い鳥 L'Oiseau bleu

しばしば象徴的に使われる 「青い鳥」。 ベルギーの作家、メーテルリンク作の童話に登場する 「幸せを呼ぶ」 という青い鳥の寓話の結末はよく知られるところです。 その意味するところは人それぞれの解釈にゆだねるものなのでしょう。 「まだ見ぬ鳥との出会…

日々のスナップ 12月はじめ 雀がいなくなった?

今日こそはメジロをきちんと撮影しようと、カメラを持ち出しましたが・・・ 持ち帰ったのは、雀の写真。 可愛いからいいのですが。 そういえば先日、横浜で野鳥に詳しい方と話していて 「雀がめっきり減った・・・」 と仰られました。 前にもそんな話を耳に…

愛しの グー・グー・ルー

水浴び完了。 私はどうやらググルに好かれていない様で、例えば籠のへりにいるところへ顔を近づけると、あからさまに反対側へ、いちばん遠い所へじりじりと移動してゆきます。 ”ぐーぐーるー” と名付けられたオカメの雌、グーグーとかググルとか、呼んでいま…

キジバト交流録 2015年5月 水浴び風景

ぶるぶるした時の羽毛がモコモコしてます 昔の画像データを整理していると、いろいろと懐かしい風景がよみがえってきます。 キジバトとの交流も、その一つ。 当時、私たちはキジバトのはぐれ雛を保護し、そして育て、放鳥までのひと月半ほど、濃厚な時間を過…

今宵、ココロと。

なんて美しい色! ドキッとするようなブルーの競演、ブルーボタンの ココロ です。 ココロ・・・ 彼にぴったりの好い名前です。 彼はコザクラに囲まれて、同じボタンインコの友達をつくらせてあげられなかったので少し可哀そうなのですが、一生けんめいやっ…

今夜は クロイ。

我が家に初めて来たオカメインコはメスでした。 そして、オス・・・ 正直なところ、オカメの雄がこんなにも妙な生物であるとは知りませんでした。 しゃべるし、歌うし、妙な動きを繰り返すし。 オス・メスともにマイペースでワンウェイなところは変わりませ…

美味しいね。

野鳥ばかりアップしておりましたが、こちらはウチのチビたちのお食事風景。 コザクラはリル、オカメはググル。 おいしいね。

続・ウスユキバトとの生活。

オスだと思っていた、ポ。 【 異なる個性 】 当初はオス・メスのペアだと思っていた、ク&ポ。 行動を観察していても、その様に確信していたのですが。 その一つが、ポのスクランブル行動。 彼らを部屋の中で放し、自由に飛んで遊ぶ時間をつくるようにしてい…

ウスユキバトとの生活。

カゴから出て遊ぶ ク&ポ ウスユキバトのペアが我が家にやって来て、かれこれもう 10か月 が過ぎ・・・ 私も忙しかったようで、書き留めておきたいことは沢山あるのに、何もしていない。 とりとめもない感じでも、ウスユキさんたちの事を記事にしておきます…

残酷な蝶の物語 ~ ある夏の記憶 ~

------------------------------------------------------------------------------------------------- これは私と妻が数年前に経験した、ある夏の物語です。 記憶として深く胸に刻まれたこの経験をきちんと整理するために、自身のために書き留めたものでし…

クーとポーの、長い一日。

奥にいるのが、クチバシのトリミングを終えた クー。 ウスユキバトがやってきて、早いもので、もう2か月以上の時が経ちました。 いまだ私たちに慣れ合う気は無い様ですが、かといって怯える様子ももう無く、距離は縮まっているように思えますが・・・ のんび…

花喰い鳥

ロシアンオリーブの花芽に執着。 朝。 庭に面する窓のカーテンを開けて、びっくり。 たいして大きくもないロシアンオリーブの鉢植に、ヒヨドリが4羽もとまって、 咲きだした花と芽を夢中で引きちぎっています。 それなりに大きな鳥ですので、その絵面に驚い…

オカメのポートレート。

見るほどにユニークなオカメインコ。 仕事で商品撮影をする事が多く、重く振り回しの効かない望遠系のレンズやカメラは使用しなかったのですが・・・ 先日、ショップで衝動買い。 以来、フィールドで野鳥を撮影する機会がすっかり多くなりました。 我が家の…

ミモザの花と、ヒヨドリ

ミモザの木に飛来したヒヨドリ。 週末、日曜日。 普段はのんびりと庭を眺める時間もない生活ですが、 外出を控える世情の中、春を迎える草花の息吹を楽しむ一日は、幸せな時間。 庭の草花を楽しみ、落葉樹たちの確かな芽吹きを実感する3月半ばの晴れた午後。…

鳩、ふたたび来る。

今にして思えば、キジバトの ヒナ、くーさんと過ごした時間は、何にも替えがたい素敵 な体験でした。 その全てが 神聖なものに感じられ、そして別れは予想通り切ないものでした。 以来、野外に住むキジバトと も親交を重ねてきましたが、 愛すべきこの美しい…

地震 → ぐーぐーパニック。

7月13日・深夜、午前3時前。 九州地方で強い揺れ・・・ 深い眠りの中、 「揺れてるなぁー」 という感覚が少しずつ現実のものとなってゆく中、 向こうの部屋で尋常ではない物音が・・・ 異変? まだ覚醒しない私の頭に警鐘を鳴らしました。 「何だ・・・ ?…

抜けた尾羽根。

季節でしょうか、ぐぐる の羽根がやけに抜けるなぁー と思っていたら、 尾羽根のセンター2本、いっぺんに落ちました。 長さは17センチに足りないくらい。 なんて立派なハネなのでしょう。 何かに使えない? 尾羽根では真ん中に生える、この2本。 他の尾羽…

キジバト親子の記録 ~ 脚をケガした ひゅー のこと ~

オフィスのバードサンクチュアリー・鳥庭に通ってくる、キジバトたち。 もう数年、毎日見守っていると、結構いろいろなことが解ってきます。 今回はキジバトの子育てから、ちょっとキビシい掟(オキテ)のことを、ちょっと書いてみます。 まずは本編の主役を…

花とヒヨドリ

訪れた立田山は春の盛り。 青葉と野花に囲まれて、僅かな時間ではありましたが、深呼吸でもするような、 澄んだ気持ちになります。 ここには大きな木蓮の樹が自生しており、高さ枝ぶりも見事なものです。 満開から既に散りはじめる頃で、大きく真っ白な花弁…

鶯・初啼きを聞く。

まだ緑が多く残ってはいるものの、市街化が進められた、この地区。 普段から目にする野鳥の種は決して多くありませんが、それでも季節とともに 様子も移り変わります。 近ごろでは藪椿にヒヨドリ、声は小さいながらメジロの小さな群れ。 本日は、朝からほの…

鬼門・ガラス -- キジバト拓 --

鳥にとって、人間のこさえた ”ガラス” ってやつは、とにかく鬼門です。 野鳥を寄せるサンクチュアリをつくっているので (といっても、寄りつくのは専らキジバトとスズメ、時にセキレイやヒヨドリ、そしてカラスくらいのものですが)、建屋のガラスには多く…