The songs of WILD BIRDS

水辺の風景 2024年4月7日 干潟に集うトリたち

満潮の時刻を計ってお隣の県、東与賀を訪れました。 今季初めて体感する シギチドリ で賑わう干潟の景色。 これまでにも出会っていたかもしれませんが、大きな体に長く湾曲したクチバシが特徴の ホウロクシギ を見ることができました。 トリたちは潮の加減に…

水辺の風景 2024年3月31日 港周辺の散策

出航するフェリーに群がるユリカモメ 改めて、港周辺にて。 いろいろ気になることばかりで休日となると見ておかなければという強迫観念に駆られます。 季節の移り変わりは記録としているこのブログで過去をたぐるのですが、去年この頃にはじめて ツリスガラ …

水辺の風景 2023年3月17日 港周辺・春の風景

祝日、曇まじりの晴天とはいうものの、凄い風。 吹きさらしの海辺の風はまた格別で、望遠レンズを構えてもなかなか定まりません。 いつもの港周辺を巡るコースですが、春の気配が見られます。 モズ を見つけてしばらく撮影。 例により後の写真整理で気付くの…

水辺の風景 2023年3月17日 港周辺・雨の風景

雨の日曜日。 私は雨の鳥景色がとても好きです。 撮られる鳥たちはこれしきの雨などへ とも感じていません。 いつもの様に、活発に動きまわっています。 機動力は落ちますが、光は柔らかく色も濃く、遠景は霞んでいますが、魅力的です。 右手・堤防の外は海…

水辺の風景 2024年3月10日 3月の港風景

朝方は寒さも残りますが、晴天の日曜日。 蓄積する疲労を少しはいやすべく、この貴重な一日しかない休日は早起きを断念。 潮が高く、水鳥たちの観察には好い日でしたが、体がもってなんぼ、というコトですか。 それでも潮位表はチェックしてあり、9時以降の…

水辺の風景 2024年3月3日 港まわりの散策

あいにくの曇天、体調も絶不調ながら・・・ 気晴らしにもと、近場の港エリアへ。 いつものコースを進むと、草原に セキレイ がやたらと集まっています。 何をしてんだろう・・? って、餌をとってるに決まっています。 虫たちがいっせいに動き出した事がよく…

水辺の風景 2024年2月18日 小鳥たちの水のみ場で

季節はまだ2月を半ば過ぎた頃、気温が20度を超える日がたびたびあります。 庭の植物たちはせっせと活動をはじめているのが見てわかります。 ミモザの花も思いのほか早く、開花。 近ごろは水辺のトリたちばかりを追いかけていましたので、この日は森へ足を延…

水辺の風景 2024年2月12日 港から干拓地へ・冬シーズンの終わりの予感

ここから一だんと春の陽気になるとすれば・・・ 意識せずにはいられません。 冬シーズンの終わりを告げる、この陽気。 そういえば潮目も悪くないのに、カモたちの数が少し少ないような・・・ 例年そんなことばかり書いているので笑えますが、今年はとくに冬…

水辺の風景 2024年2月3日 有明海の風景・ズグロカモメ

2月初めの週末、あいにくの曇り空。 まあ曇ならくもりで柔らかなデイライトで撮影もできようと、海辺へ足を向けます。 相方の新しい機材を試す目的もあり、少しのんびりと撮影できる不知火・八代方面の海際を訪れました。 つい先日までは 「ユリカモメ」 く…

水辺の風景 2024年1月28日 1月末の港風景

あいにくの薄曇り、潮位をみて朝9時過ぎ頃から港エリアを回りました。 写真は ハマシギ の群飛行から。 その ”群” を眺めて岸に佇む ハヤブサ。 その前を群が幾度となく通過します。 むしろ ハヤブサ が見つめているので場が落ち着かず、鳥たちも幾度となく…

水辺の風景 2024年1月21日 フライキャッチャー と ニュウナイスズメたち

フライキャッチャーは海際の堤防で出会った ハクセキレイ。 連写のタイミングがたまたまキャッチの瞬間になっていた事に気付いたのは、写真整理の時でした。 同じ堤防際、電柱に多くのスズメがいましたので望遠レンズで確認すると、その多くはニュウナイスズ…

水辺の風景 2024年1月14日 大潮の日曜日

クロツラ と一緒に行動している ヘラサギ 大潮の日曜日、港周辺の散策。 観察に適した時間帯も好い具合でしたので、少し早起きして足を運びました。 早朝の寒気の中、柔らかく澄んだ光が美しく、海辺の風景を撮影して回ります。 今季この場所で見かけるのは2…

水辺の風景 2024年1月7日 江津湖にて

休日の江津湖は人が多く、気が乗らないところもあるのですが、それでも訪れればまあ被写体に困ることはありません。 この日も駐車場に車を停めて降りたとたん、目の前に カワセミ が飛来。 バン この日は駐車場が込み合っていてボートハウス側から公園に入り…

鳥地巡礼 2023~2024 年末年始 

■ 2023年12月30日 玉名の干拓地へ スズメの群 マナヅル タゲリ スズメの群に出会うと何だか安心するのはなぜでしょう。 今季、いや旧年中、この場所に何度足を運んだことでしょう。 例年この時期は ツル が飛来していますが、今季は前年に比べて数が少ないよ…

水辺の風景 2023年12月24日 港周辺の散策

港周辺、いつもの週末散歩。 この日はまず堤防内の耕作地で小鳥の小群に出会います。 スズメかなと思いましたがファインダーで覗くと・・・ タヒバリかな。 たいした数ではありませんでしたが、群れているのは初めて見ました。 いつもの場所で、いつもの奴ら…

水辺の風景 2023年12月17日 スズガモの河

久しぶりに寒い一日、風も強い中、玉名の干拓地を訪れました。 堤防の外、有明海は潮の高い時間帯。 いるいる、スズガモの大群。 見ている間にも南からどんどん新たに飛来し、さらに群を大きくしていきます。 こちらは ホシハジロ の小さな群れ スズガモの群…

グースの越冬地を訪ねて・第四日 2023年12月3日 仙台周辺のトリたち

■ 蒲生干潟に集うトリたち この日はフライトの刻限があるため、仙台市街から空港へと向かうコースを意識して訪れる場所を計画していました。 まず立ち寄ったのが 蒲生干潟。 ここでは コクガン に会えるという情報がありましたので、期待していましたが・・…

グースの越冬地を訪ねて・第三日 2023年12月2日 伊豆沼の塒発ち TAKE2 ~ 内沼 ~ 仙台へ

■ 伊豆沼の塒発ち・TEKE 2 夜が恐ろしく早く反省会もそこそこに、撮影した写真など見ようものならすぐに睡魔に襲われます。 この地で塒発ちを見る事ができるのも今朝が最後の機会となります。 2回目ですので新しいポイントを探して臨むつもりでしたが協議の…

グースの越冬地を訪ねて・第二日 2023年12月1日 伊豆沼の塒発ち ~ 蕪栗沼の塒入り

明け方の月 ■ 伊豆沼の塒発ち 熊本では野生のグースに出会う機会はほぼありません、ハクチョウ もしかり。 それがここではどうでしょう、10万羽? グースは主に マガン ということですが、そもそもその マガン を実際に見るのは初めての経験です。 今回の旅…

グースの越冬地を訪ねて・第一日 2023年11月30日 南三陸のコクガン ~ 伊豆沼の塒入り

■ 南三陸のコクガン コクガンのいる風景を初めてみたのは雑誌でのこと。 寒そうな北海の景色の中、群を撮影した特集記事でした。 そのコクガンを今回、実際に自分の目で見れるかもしれない。 今回の旅程は 4日間、その最初のイベントが南三陸のコクガンでし…

水辺の風景 2023年12月10日 港エリアにて

先週は訪れることができなかった港エリア、昼下がり。 これだけ頻繁に足を運んでいるのに、それでもまだ新しい出会いに驚かされるのは大変幸せなことだと、つくづく思います。 この日は堤防の外、遥かに望む白川河口域。 大きくて、白くて・・・ いかに遠く…

水辺の風景 2023年11月23日 近距離で、虹色のトリたち。

賑わいの続く港エリア、この日もいろいろと試したい事があり撮影に訪れましたのは、どちらかと云えば堤防の外、カモたちを見るためでした。 この日は耕作地で、しかも近い距離にトリたちが現れる日だったようです。 まずは ホシムクドリ。 惜しむらくは単騎…

水辺の風景 2023年11月19日 大群

日課にすらなりつつある、週末の港周辺散策。 11月もいつしか半ばを過ぎ、出会うべきものに、ひとつひとつ出会いながら・・・ 季節が移り変わっていきます。 この日の事を書き留めるとすれば 「カモたちが揃った」 ということになるかと思います。 ここまで…

水辺の風景 2023年11月12日 干拓地・冬の訪れを告げる鳥たち

前回、訪れた時に 「水を張った耕作地が無い」 と嘆いた干拓地。 それからまだ間もないので、この日はどうかと恐るおそる覗き見た干拓地の風景・・・ おぉ、水を張っている! そしてやはり、水さえ張っていれば様々な鳥たちが集まってきます。 この日は前回…

日々のスナップ 2023年11月6日 電柱のムクドリ

夕方の時間、忘れ物を取りにたまたま立ち戻った我が家で車を停めて降りると、ムクドリの一個大隊が家の前の電柱に駐屯していました。 塒入り前の中継地になっているようで、集団が発するあのジュルジュルとした声にも圧倒されました。 本当に夕暮れ前、残照…

水辺の風景 2023年11月初 鶺鴒三種盛の休日

昨年の11月とは少し様相が、季節の変化が違うのか・・・ などと感じている身の回りのトリ環境。 それでも カモ たちの姿や種類は少しずつ増えてきて、カメラを持ち出して暇することはありません。 いつも訪れるエリアでは耕作地に水が張られず、これではタゲ…

水辺の風景 2023年10月22日 干拓地でヒタキと

ジョウビタキとの出会いは昨日のこと。 住宅地で出会うのだから、もうけっこう来てるんだろうな・・・ などと考えながら海辺の干拓地へ向かいます。 ジョウビタキ も見かけたり、鳴き声も聞こえてきますが、この日まず出会ったのは ノビタキ でした。 出会う…

日々のスナップ 2023年10月21日 ジョウビ来る。

朝方オフィスの駐車場に車をとめていると、どこかで聞いたような、でもちょっと違うような・・・ 一定のリズムで ヒッ・・ ヒッ・・ ヒッ・・ ヒッ・・ の鳴き声。 もしかしてアレか? 今季の初対面、10・21。 ジョウビタキ がやってきました。 鳴き声がもう…

水辺の風景 2023年10月15日 港エリアは賑わい気配に

いつものコース、港エリアを訪れます。 そこここでモズがけたたましく鳴き、水路にはカモの姿がちらほらと見られるようになりました。 どこへ行っても川や水路などあると、つい 「誰か来てない?」 と覗き込むのですが、夏の水辺は水鳥がいないために寂しい…

森の風景 2023年10月9日 立田山にて

立田山へ足を向けました。 カモたち や タゲリ がやって来ると、どうしても楽に楽しく撮影できる 「水辺」 コースを選んでしまいます。 何の成果も得られないことだってある山コース、夏は暗いわ蚊が多いわとどうしても足が遠のきますが、この季節。 昨年は…