ガーデニングショット 2023年・春の庭 3月末の風景

連日の雨天により目覚ましいほどの成長を見せつけるのは、まず雑草。 ああ、また巡り来る戦いの日々。 そして、活発に活動するムシたち。 虫がいない庭なんてコワいけど、大発生みたいなものは回避したい。 

キビシい夏のことは一先ず置いて、今はとにかく楽しむ季節。 ミモザの花は数日続いた雨風で完全に終わってしまいましたが、それを除けばこの時期が一年で最も美しい庭の景色。 

 

 

■ロシアンオリーブ の開花と芳香

今年はどうかと思っていたロシアンオリーブ。 玄関から外に出てすぐにそれと判る芳香、今が満開。 花の写真は残せますが、芳香は記憶の中。 他所でかぐことの無い香り、夜でも外に出るのが楽しくなるくらい。  

風で2度も倒壊した木、根本的なサポートができなければ、また今季の台風などで被害を受けると思っているのに、何もできていない私。 残された時間は長くはありません。 

ロシアンオリーブの花

 

■花壇・アネモネ化計画の進捗

キンポウゲ類に惹かれる性質で、アネモネの原種系品種・フルゲンスに一目惚れし、少しずつ植え込みを増やしてもう四年目くらいか。 球根を上げずに植え放しても、季節が来ればきちんと顔をのぞかせてくれます。 そして、今がピーク。 

昨年はマメに開花後の花柄カットに努めています。 三月中に少しですが肥料を漉き込んで、花期の終わりくらいには追肥を忘れない。

フルゲンスはある意味、とても地味な花ですので気付かないヒトさえ居そうなくらい。 この春先、花の無い庭苑に見かねてアネモネの新しい品種を少し鉢にしました。 オーロラとかなんとか。

特に年配のご婦人方に、こちらの方が圧倒的に喜ばれるようデス。 

2月の様子

 

 

■息絶えた ネムノキ

カイガラムシに食われるなどして、幾度か憂き目にあった地植えのネムノキ。 そのたびに蘇るように復活を遂げてきたこの木がこの冬、どうやら枯れてしまったようです。 春の芽吹きの季節、様子を見守っていたのですが変化なし、完全に立ち枯れ。 

今季の冬、超低温の寒波があって主に鉢植えの植物の多くが被害を受けました。 しかし、地植えのこの木が枯れるのか・・・ 

寒波が直接の原因かは定かではないのですが、残念です。

 

2月の状態、現在はさらに枯れ色でパサパサ

 

 

宿根草や樹木の芽吹き、返り咲きの様子

 

・ヨーロッパブドウ プルプレア  

 

グーズベリー  昨年初めて実を付けた。

 

・ヒゴスミレ  復活の満開、が、花を喰っているヤツがいる・・・

 

アメリハナズオウ フォレストパンジー  つぼみ

 

・復活のウェディングリーフ  冬場の真っ赤なリーフはもしかして落葉した?

2月・寒波後の状態

 

■花、咲き誇る

・ヒューケラ  リーフも美しいが、花も可愛らしい

 

・ベロニカ・オックスフォードブルー

 

ロータス ブラックムーニー  寒波のボロボロからようやく復活

2月・寒波後の様子

 

ローズマリー 植込みからはみ出して

 

・グレビレア なんて地味な花、去年は2、3輪しか咲かなかった

 

クリスマスローズ 3年目の株

 

・イギリスナラ アトロプルプレア  新芽

 

アジュガ  

 

 

■最近あたらしく迎えたプランツたち

 

ティーツリー

 

・スープセロリ 食べて・・・ない、花なんか咲かせてて好いのか?

 

・シレネ ユニフローラ

 

・ポピー ブラックマジック  鉢植と、地植えに分けて試行中。

 

・ニゲラ 今季楽しみにしている花。

 

花色の違う ニゲラ を数種揃えました。 アフリカンブライド、イスタンブール、そして ミッドナイト。 昨年は鉢植えで アフリカンブライド を育てましたがナメクジの被害などで本来の美しさを楽しむことができませんでした。 リベンジってとこでしょうか。

今季は クレマチス と、この ニゲラ。 どこまでできるか、楽しみです。 

 

 

水辺の風景 2023年3月26日 港湾地区のトリたち

 

港内で カンカン(カンムリカイツブリ)に会えることが分かり、港湾地区を訪れることが多くなりました。 もうすぐ北へ移動してしまうのではないかという焦りもあっての事。 換羽のなった羽衣も、この機会に撮影してみたい。 

この日は小雨も上がろうかという曇天、潮は満潮。 全体に鳥影も少ない中、港内で潜水を繰り返す カンカン は一羽だけ。 

たわむれる ユリカモメ、水面に浮いた魚を器用にキャッチして持ち去る アオサギ。 いつも変わらない、港の景色をしばし楽しみました。 

 

 ユリカモメはちょうど換羽の経過が見られるようなおもしろい状態。 まだ少ない様ですが、既に ”ズグロ” のマスクマンも見られます。 脚の色も様々。

カモメが入るととたんに海辺らしい写真になります。 

 

 

岸壁に立つ自分からさほど遠くないポイントに突然、アオサギが舞い降りました。 カモと違って水面に浮くわけでもなし、ここは水深があるのでどうするのかと見ていれば、思いのほか器用に水面で何かをとらえてタッチ・アンド・ゴー。 なかなか上手くやります。 

どうやら魚の切り身でも浮かんでいたようで、それを上空から見つけた様子。

 

 

このヒトは、誰

 

防波堤の内側に走る水路には ツバメ がたくさん・・・ そんな季節になったんだな。 滑空する ツバメ の撮影はほぼムリなようなので、電線にお団子で連なって休む姿を撮影したいといつも思います。 

シギたちが大挙して飛来する季節も、もうすぐ。 今年も大きな群を感じに行きたいと思います。 

 

■撮影地:熊本市 

 

野鳥を見に 2023年3月19日 江津湖

 

今季の江津湖はどうも、例年よりもカモが少ない気がします。 そして今、さらにその数が減ってきているように見えるのは北帰行が始まったから? 

 

 

 

 

 

この日は、キジバト。 悠長な水浴び後に見せてくれた、羽繕い。 美しい羽衣を撮影させてもらいました。 

 

キジバト入浴中。

 

■撮影地:熊本市

 

水辺の風景 2023年3月18日 熊本港の夕景・朝景 カンムリカイツブリを追って

 

港内で見ることができたカンムリカイツブリ。 彼らはどこで眠る?

まずは夕方、同じ場所を訪れます。

 

防波堤で休むトリ達

波間にプカプカと浮かぶハンバーグみたいなカンカン。 分散していますが数えるとまあ、それなりの数が見られます。 この時間にここで休んでいるということは、ここで夜を過ごすということでしょうか。 で、あれば朝もここで見られるということ。 

 

ということで、翌朝。 同じ場所を訪れると・・・ やはり居ました。 近くには寄って来ませんでしたが、彼らの生活サイクルが少しわかりました。

 

 

■撮影地:熊本市

 

ガーデニングショット 2023年3月5日 春の準備

 

何だかフワフワと過ごしていて超スピードで現実世界の時間になじめない感じ。 などと・・・私が浮いていようと沈んでいようと、どうであれ季節は移り変わります。 

ガーデニングは季節を通じて植物たちと向き合うコト。 生命の循環を感じるものですが、去年がどんなだったか・・・ 何をやっていたのか・・・ この、足が地についていない感じは、うまくない。

 

庭に目を向ければ・・・ 春を迎える準備が急がれます。 

昨年も本当にいろいろなことが起こった、庭の植物たち。 ふと感じた寂寥感の一端は、まずはミモザとロシアンオリーブの樹勢が悪い事。 

玄関脇と庭の入口に植えられた2本のミモザは プルプレア と レッドクリスタル。 どちらも地植えから数年が経過し、昨年の春には満開の美しい姿で目を楽しませてくれました。 しかし残念ながら先の台風で レッドクリスタル は株本から裂けて半壊。 ご近所の方の協力を得て倒壊した太い幹を切断しました。 その後、全体に立ち枯れるような事態は回避できたように思いますが、勢いはありません。 非常に強い剪定を余儀なくされたことも、悪い影響を与えているかもしれません。 

プルプレアの方も強剪定を同時に行いました。 そのため、花が付かない部分ができてしまい、前春のような姿を楽しむことはできないようです。 

ロシアンオリーブもまたしかり、風により根元から倒れたものをロープで引き起こし、仮設的に頬杖をかませてみたものの、根本的な対策がとれずに今に至っています。 

結局、風に弱い植物はどうしても技術の裏付けもないまま強剪定を行わねばならず、悪循環に陥る憂き目をみているようです。 例年、ロシアンオリーブの花が放つ芳香を楽しんでいましたが、今季はどうかな。

 

庭の植物を部屋内でも楽しめるのは幸せなことです。 白磁のアンティークボトルはちょい活けに活躍。 この日は 白いアネモネ、オレンジのダイコンソウ、そしてローズマリー。 

 

年々と大きくなってゆくクリスマスローズの株

少しずつ増やしているアネモネ

アネモネの原種系 フルゲンス に魅かれ、植込みに少しずつですが増し植えしています。 花後に球根を上げず、植えっ放しでいけることが分かり、気楽に楽しめる状況になっています。 

アネモネに限らず キンポウゲ の花が好きで、少しずつ集まってゆきます。 

 

ロケットサラダ? ルッコラ

 

ユーカリ・レインボー

少し前、ショップでその姿に一目ぼれしてしまい連れ帰った大きなプランツ。 ろくに重要事項の説明も求めずに持ち帰りましたが、その正体を調べて驚愕。 そして、絶句。

これは・・・ 絶対に庭に植えてはいけない樹木、エラいものを買ってしまった。 庭に植えると旺盛な成長力で樹高は70メートルに、幹回りは18メートル。 根は横に伸びて家屋を破壊する・・・とか。 マジですか?

絶対に植えられないので、大型プランターのままとりあえず庭先に置いて楽しんでいます。 とてもとても絵になる姿ですが、数年後はどうなっているやら。 

 

「好き、気に入った」だけではどうにもならない植物たち。 吹き抜ける川風、そして台風。 そして朝と夜にしか散水できない過酷な猛暑を乗り切れるものが残されてゆくことになります。 

 

 

ガーデニングショット 2023年3月15日 クレマチス

前々から興味もあり将来的には何とか庭に迎え入れたいと思っていた、クレマチス。 先日、3月の初めころ、ナーセリーショップに少し並んでいたものから一つ選んで苗を購入。 そして昨夜、ネットのお店でもう一株。 

 

クレマチス選びは楽しいのですがショップで花の咲く姿を見れる事はごくまれで、見えるのは土から僅かに顔をのぞかせた茎だけ、あとは販売ラベルの写真を見て選ぶことになります。 これって意外と購買意欲に火がつきません。

それでぼんやりしていると販売期が終わってしまったり、気になる株は姿を消してしまったり、で結局はじめられない。 

その経験から、今季は積極的購入に踏み切りました。 実店舗で一種、ネットショップでも一種。

 

躊躇していた理由はもう一つ、それは当地で経験する台風。 ツル性ということは、どこかへ誘引して活かしたいものですが、果たして地植えで夏を乗り切れるでしょうか。 鉢植えとすれば、生い茂った地上部をいっしょに動かす様なしつらえができるのか? 

何か無理があるようで、失敗は致し方ないとしても方針が定まりません。

 

春の陽気が続き、日ごとに伸びてゆく姿を目の当たりにすると焦ります。 はやく方針を決めなければ。 楽しみであり、プレッシャーでもあり。

 

■購入種

 

クレマチス インテグリフォリア系 流星

ofg-web-shop.com

 

クレマチス アトラゲネ系 マクロペタラ

shop.teftef.biz

 

 

 

仏教美術 木彫・細密彫刻・仏像 十八羅漢

 

木片、ナツメ形のピースに細密な彫刻が施されております。
大変興味深い表情をたたえた羅漢の頭像が18ピース、他に飾玉締玉が2ピース、全部で20ピースの揃いになっております。
それぞれに紐通しの孔が通されており、元来は数珠のように繋げてつくられておりましたもの、現状は画像の通りです。

彫刻は精緻ですが表情豊かで柔らかく、現代の機械彫刻のような硬さは見られません。
詳細は判りませんが、ある程度古手の作品と感じております。 

 

ヤフオク出品(予定)中・追加画像です。