水辺の風景 2024年7月7日 夏の干拓地

 

この時期はめっきり飛影も減って、気温の上昇とともにフィールドに出向くモチベーションが下降してゆくのが自分でもよくわかります。 それでも、と難しく考えずに港エリアへ。 迎えてくれたのはツバメの家族。 

 

 

飛翔するツバメの姿を撮影するのは継続課題ですが、この日は水路や川の上ではなく、干拓地の広い水田の上。 

この程度の写真でも今まで撮ったものと比べれば キャリア・ハイ なのですが、もう一つ手応えがありません。 SSを上げ過ぎてISOが1600くらいになっていたし。 

それに今回、彼らのフライトプランは非常にシンプルで規則性が正しく、飛行速度もさほど早くは無し。 同じパターンを何度も繰り返してくれたのに・・・ この程度か。 民家があって、さして幅員もない道路があって、その先が広い水田。 道路上に走る架空の電線に幼鳥がいて、餌を待っています。 ですから目の前の水田を低く飛び回っては幼鳥のところへ舞い上がり、餌を空中パスしてまた水田へ戻る、その繰り返し。 こんな分かりやすいパターンで撮影できる機会ってそうは無いだろうと、つくづく思うのでした。

 

 

こちらは水路で出会ったカイツブリ。 それなりに距離は近かったので、予期せぬ侵入者にそのまま耐えるか、それとも逃げるか・・・迷っている様子。 右目と左目では瞳孔の開き具合が違っているのが、おもしろい。 

お邪魔ですので数枚だけ撮らせてもらって退散しました。

 

■撮影地:熊本市