ウスユキバトとの生活。

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カゴから出て遊ぶ ク&ポ

 

ウスユキバトのペアが我が家にやって来て、かれこれもう 10か月 が過ぎ・・・

私も忙しかったようで、書き留めておきたいことは沢山あるのに、何もしていない。

とりとめもない感じでも、ウスユキさんたちの事を記事にしておきます。 

 

彼らにはもちろん、名前がありまして、「ク」と「ポ」。

いつも一緒にいますので 「クっとポ」 と呼んでいます。

 

【 驚きの事実 】

ショップではツガイとしてペア扱いだった、彼ら。

ウスユキバトについてはさほど情報も無く、またショップのヒトへも聞いてもしょうがない感じなので、自分たちで調べて行こう・・・ とは思っていたのですが。

うちへ来て一ヶ月も経たない頃だったと思います。

帰宅すると クっとポ のカゴの中に、キレイな卵が1個。 

よく産むとは聞いていたので、それ自体は驚かず、むしろ抱卵の環境を整えてあげるべきなのか、はたまた取り上げるべきか・・・

将来をイメージする大切な選択肢ですので、正直なところ、かなり悩みました。 

悩んだあげく、カゴ内に巣藁を設置したところ、彼らは喜んで、そこに収まりました。

交代で卵を温めている様に見えましたが、翌日・・・ 卵がまた1個。

「一度に 2個くらい」 と聞いていましたので、それも驚かず。

生まれたら、絶対に手のりとして仲良くなることなど夢見つつ、とにかく暖かくして、彼らの抱卵を見守りました。 

 

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そして、数日が経過。

卵はまだまだ孵りません。 が・・・ オイ、卵が3つに?

また産んだんかいっ!

まあ、そんな事もあるかもしれない、彼らはショップから我が家へ移り、環境も大きく変わったわけだし。

 

が・・・また卵、増えた・・・  4つ目。

ちょい待てよ、お前らまさか、2羽で生んでるんじゃなかろうな?

そして後日、巣藁には合計 5個 の卵が可愛く並び、さらに卵が増えてゆきます。

 

要するに、ツガイと勝手に思っていた彼らは両方ともメス。

しかも、激早産みの種族。

疑ってもいなかったので、ここで初めて卵を光に透かして見ると・・・

なるほど、無精卵でした。

 

アホらしくなりましたので、巣藁は撤収。

悲しそうな目で見つめられるとつらいのですが、ここは撤収。

あまり生み過ぎるのも、好い事と思えませんし。

 

この一年に満たない期間で、彼らが生んだ卵はもう20個を軽く越えたでしょうか。

現場に居合わすことが無く、どちらの卵かもわからないことが多いのですが、先日たまたま産卵する様子を見ることができました。

止まり木の上で、足を延ばして体を浮かし、そして、ポトリ。

何と申しましょうか、軽い作業のようで、何事も無かったかのような表情。

こんだけ生んでくれるなら、この卵、食べちゃう方が好いかも・・・

などとも思います。