鬼門・ガラス -- キジバト拓 --

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鳥にとって、人間のこさえた ”ガラス” ってやつは、とにかく鬼門です。
野鳥を寄せるサンクチュアリをつくっているので (といっても、寄りつくのは専らキジバトとスズメ、時にセキレイヒヨドリ、そしてカラスくらいのものですが)、建屋のガラスには多くの鳥が衝突します。
高層ビルのカーテンウォールにも多くの野鳥が衝突し、命を落としている話もききます。
 
こちらは平屋ですが、キジバトなどがぶつかると ”ドンッ” という、けっこう大きな音がして「何が起こったんだっ?」と驚くほどですが、彼らには見えないのでしょうね。
広い視野を確保するため、眼もヨコ向きに付いてるし・・・。
ですから、できるだけ横引きの縦ブラインドを掛けておくのですが、ドア部分のガラスは出入りの為、そうそう閉じてもいられません。
 
今回は間近の地面にいたキジバトが何かに驚いてドア方向に飛び立ち、あえなく衝突したようで、ショックは受けたものの、すぐに飛んでいきましたので大丈夫なんだと思います。
扉のガラスに衝突痕がはっきりと残っており、びっくり。
彼には悪いけど、笑えました。
 
伸ばした翼のライン、胸毛、それにクチバシや眼までもはっきり判るのがコワいくらいです。
めったに拝めるものでもないので、記録撮影を。
思いっきり当たったんでしょうね、ホントに可愛そうなことをしました。
 
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