2020-01-01から1年間の記事一覧

南の島の木彫 小さな神獣・バロン像 丸太一木彫・釈迦的王子像

インドネシアの彫像かと思いますが、日々眺めておりますと、これはまた柴犬の様な可愛さが込み上げてきますが、日本では 獅子 と呼ぶべきでしょうか。両目のつくりなど、不思議な存在感を備えたものですが、わが国にも狛犬とか、シーサーとか・・・ 像に込め…

残酷な蝶の物語 ~ ある夏の記憶 ~

------------------------------------------------------------------------------------------------- これは私と妻が数年前に経験した、ある夏の物語です。 記憶として深く胸に刻まれたこの経験をきちんと整理するために、自身のために書き留めたものでし…

ガーデニングショット 5月10日 オリーブの花

ゴールデンウィークも終わり、そして、相変わらず外出自粛の週末。例年以上にガーデニングに時間をさけるのも複雑な気持ちですが、そんなことには関わりもせず、季節はどんどんと移り変わってゆきます。 華やかな花の季節は過ぎつつありますが、今はオリーブ…

ガーデニングショット 4月26日 ミモザ剪定

うっそうとしたミモザと花壇 我が家のミモザは花の季節が終わり、剪定のタイミングを見計らっておりましたが、外出を控える時世もあり、毎週のようにガーデニングを楽しむ週末、日曜日。 ここはひとつ、早めにやってしまおうと、ミモザの剪定を行いました。 …

ガーデニング・ショット 4月18日

休眠期に地植えしたイギリスナラ・アトロプルプレアは、一たび葉が開きだすと、その後の成長はパワフルです。 銅葉が繁り、簪のような花芽がたくさん見られます。 繁る銅葉と花芽 こちらはオリーブの花芽、昨年はかなりハマキムシなどに食べられてしまいまし…

南海の古陶・葉茶壷

特異な肩付の成形、実用性の良さを伺える四耳壺 カッコつけて ”稀に” と云いたいところですが、むしろ ”頻繁” に素性の計り知れないものに出会います。 私にとって、この葉茶壷もその一つ。 忘れた頃に引っ張り出してきては眺め改め、未だにその由来に想いを…

クーとポーの、長い一日。

奥にいるのが、クチバシのトリミングを終えた クー。 ウスユキバトがやってきて、早いもので、もう2か月以上の時が経ちました。 いまだ私たちに慣れ合う気は無い様ですが、かといって怯える様子ももう無く、距離は縮まっているように思えますが・・・ のんび…

小さな守護神・木鼻

古来より社寺など木造の建築に、装飾として用いられてきた ”木鼻” と呼ばれる彫刻。由来などは例により不勉強で詳しくは存じませんが、その多くは持ち出した梁の先端など水平部材の先に取り付けられたり、部材の接合や交差・段差部分に据え付けられておりま…

4月・葉が出て、花も咲いて。

庭に植えた落葉樹の若木、ここしばらく膨らみ行く新芽を眺めてきましたが、ようやく葉が開いてきました。 アメリカハナズオウは開花して一週間、枝先には小さな小さな銅葉の芽が出てきました。 ヨーロッパブドウは日に日に葉が大きくなっていきます。まだ淡…

春の芳香・ロシアンオリーブとニオイスミレ

花を目で楽しめるのはもちろんですが、もう一つの楽しみが ”香り” です。 この季節、春の庭でひときわ芳香を漂わせている花々。 香水の様な甘い香りのパルマスミレ 花は小粒で地味、独特な芳香を辺りに放つロシアンオリーブ。 香りと云えば、ラベンダー。 香…

花喰い鳥

ロシアンオリーブの花芽に執着。 朝。 庭に面する窓のカーテンを開けて、びっくり。 たいして大きくもないロシアンオリーブの鉢植に、ヒヨドリが4羽もとまって、 咲きだした花と芽を夢中で引きちぎっています。 それなりに大きな鳥ですので、その絵面に驚い…

江津湖の野鳥たち・2020年1月

当地・熊本で、いつでも野鳥を観察できる場所といえば、江津湖。 そうと分かっていながら、なかなか足を運ぶことがなかったのですが。 入手した初めての望遠レンズが試せるのは、何といっても野鳥の写真。 これが試したいが為に購入したようなものですから、…

オカメのポートレート。

見るほどにユニークなオカメインコ。 仕事で商品撮影をする事が多く、重く振り回しの効かない望遠系のレンズやカメラは使用しなかったのですが・・・ 先日、ショップで衝動買い。 以来、フィールドで野鳥を撮影する機会がすっかり多くなりました。 我が家の…

春の庭。

生きているやら枯れているやら・・・ 冬の間、静かに見守ってきた木々の変化が嬉しいこの季節。 ほんのわずかな変化ですが、確かに少しずつ春に向う落葉樹の芽吹き。 花も今が盛りと咲き誇り、とにかく美しい世界。 ヨーロッパブドウは銅葉の芽吹き。 アメリ…

ミモザの花と、ヒヨドリ

ミモザの木に飛来したヒヨドリ。 週末、日曜日。 普段はのんびりと庭を眺める時間もない生活ですが、 外出を控える世情の中、春を迎える草花の息吹を楽しむ一日は、幸せな時間。 庭の草花を楽しみ、落葉樹たちの確かな芽吹きを実感する3月半ばの晴れた午後。…

鳩、ふたたび来る。

今にして思えば、キジバトの ヒナ、くーさんと過ごした時間は、何にも替えがたい素敵 な体験でした。 その全てが 神聖なものに感じられ、そして別れは予想通り切ないものでした。 以来、野外に住むキジバトと も親交を重ねてきましたが、 愛すべきこの美しい…