鳩、来る。 -- その2 --

白鳩がやってきて、翌日にはもうお別れとなり、その翌日。
昼食からオフィスに戻ると、何故かまたハトがお出迎え。
今度は何?
 
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ガラスに ”ドンッ” と当たる音がしたそうな。
小さな社屋のファサードは玄関から脇が少し大きなガラス面になっていて、どうやらそこに突っ込んだ、とのこと。
 
ショック状態か、下の植木鉢の陰で放心しているのは・・・、おぉ、キジバトか!
でも小っさいなぁ、こりゃ。
このクチバシの付け根部分の羽毛が生え整わない、怪獣のようなシルエットは、オトナになりきれていない、若ハトのそれ。
懐かしい。
 
 
捕獲は簡単でしたが、やはり大暴れ。
このくらい元気なら、安心。
見ればまだひょろっとした筆毛が、僅かではありましたが残っており、押さえ込んで放したてのひらは、フケだらけ。
  
 
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特に傷付いたり骨折したりの様子もなかったので、すぐに放してあげました。
拙い飛行術でしたが、普通に飛べるようで、電線まで飛んでとまりました。
しばらく様子を見ていましたが、キリが無いのでサヨナラです。
頑張って生きていくのだぞ。
   
 
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