原稿用紙(作文用紙)というのは子どもの頃、読書感想文や作文など、学校の授業で
使われた方がほとんどかと思います。
思い出しませんか?
未記入の原稿用紙と向かい合う、とぎ澄まされた時間・・・。
私自身は仕事で商品の寸評など、短い文章を書く機会が多く、そのほとんどはPCに
向かっての作業ですが、もともと文章を書くことが好きであった事もあり、時にどうしても手書きで長い文章を書きたくなることがあります。
そんな時には愛用の万年筆で、愛用の手帳に向かい、そして文章を書くのですが、
内容は日記でも何でも良く、これから書かなければならない寸評の草稿であったり、
以前訪れた町の紀行文であったり・・・。
ところで現代の生活の中で、ストレス無く 【タテ書き】 できる方はどれ程おられるでしょうか。
書道を嗜まれる方々は別として、積極的に(ムキになって)立ち向かわない限り、驚くほど【タテ書き】 に直面する局面が無いことに気付きます。
いつの間にか、タテに筆を運ぶことに相当なストレスを感じるようになっています。
日本人なのに、情け無いことではあります。
写真はそんな輩にピッタリな 【ヨコ書き】 の原稿用紙です。
原稿用紙はそもそも 『用紙一枚 = 400文字』 というように、定量の文章を収めるためのツール(プロの文筆業では必ず要求される条件)ですが、私などは思考がアバウトにできておりますため、作文の”気分”だけはいただいて、内容はマス使いなどかなりいい加減に使っております。
それでも大まかなボリュームは採れますしね。
作文用にはもちろん、便箋として手紙に使用するのもまた良し、と思います。
●写真:LIFE 横書原稿用紙
http://store.shopping.yahoo.co.jp/papeterie-la-mer/lfe-c156.html