オリーブの木・2本

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ふと立ち寄ったガーデニングショップでオリーブの鉢を買いました。
ずっと気になっていた、といいますか、何か強く引かれるものを感じていたのですが、大きな木になるとそれなりに高価でもあり、現在まで購入には至りませんでした。
 
そのショップには、まだお手頃と思える若木の鉢が数多く並べられ、選ぶ楽しさが後押ししたのかもしれません。
知識など皆無ですが、何となく清潔感のある枝葉立ちや淡い葉・・・、
ウィリアム・モリスの絵柄モチーフなどに見る、異国情緒でしょうか。
 
そして、なんといってもオリーブの実。
この木に実が成るのかと思うと、早くも楽しみでなりません。
それに・・・、食べれたりして?
 
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鉢ごとに品種名のタグが付けられており、どのように育てるものかも分からないので
お店の方に来てもらいました。
「それでは、まず・・・ 実を付けさせたいですか?」
「もちろん、できれば。」
「では、種類の違うものを二つ育てないと、オリーブは実を付けないんです。」
「・・・?」
 
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お話を伺ってみるとオリーブは近親では受精しないため、種類の 異なる木が近くに少なくとも必要である、とのこと。
お隣さんの庭など、近くに他の木があれば不要ですが・・・
思いつくものは無し。
2鉢を同時に購入することにしました。
種類は何を選んでも良いらしく、あとは若木の枝成りや好みで、中型の木ともう一つ、少し小さなものを、いい加減に選びました。
タグを見ると、小さな方には「シプレッシーノ」、大きな方は「アーベキーナ」。
種名は覚えておいた方が良いようです。
 
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念願ともいえる(そんな大そうな事ではないのですが)オリーブの鉢を、思いもかけず
同時に2鉢。
併せる鉢には心当たりがあり、さっそく植え替えてみると・・・
どうだい、いい感じではないか!
 
以前、使うアテもなく購入していた、黒薩摩の(といっても時代は若いデスが)植木鉢が、現在の大きい方にピッタリ。
小さい方は、一先ずフツーの素焼き植木鉢に。
 
いずれも成長したら、また植替えが必要ですが、これまた骨董市で入手していた寸胴の焼物(これはもう少し古い薩摩だと思うのだけれど)がピタリとはまるイメージです。
 
ですが、一つ問題が。
その寸胴鉢は、生来植木鉢などではなく、おそらく漬物などに使うた甕のような生活雑器で、底に穴は無く、水がはけません。
骨董品に穴を設けるなどは勇気が要りますが、あまりにも理想的なものなので、どこかで開けてもらうことと致しましょう。
まあ、大事に使うから・・・ 許してね。
 
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