水辺の風景 2023年11月初 鶺鴒三種盛の休日

 

昨年の11月とは少し様相が、季節の変化が違うのか・・・ などと感じている身の回りのトリ環境。 それでも カモ たちの姿や種類は少しずつ増えてきて、カメラを持ち出して暇することはありません。 

いつも訪れるエリアでは耕作地に水が張られず、これではタゲリも寄ってくれないだろうと嘆いていますが、セキレイたちはどこへ行っても元気に飛び回っています。

 

3日・金曜日は祝日という事もあり、早朝の江津湖を訪れました。 相変わらず被写体には困らない場所。 ハクセキレイセグロセキレイキセキレイ が目の前を飛び交います。 

 


江津湖、その他のトリたち。

 

 

■撮影地:熊本市江津湖 11月3日

 

 

5日・日曜日は港エリアから南下して不知火方面へ。

まずは港エリアの ハクセキレイ、近くで撮れるのは幸せです。

 

 

港湾遠景。 潮が満ちるとヒトの行かない桟橋や防波堤は水鳥たちの休憩場所に。 クロツラヘラサギが多く休んでいるのが見られます。

 

 

水路に集まるいつもの鳥たち。 コサギは木の枝で休憩中のツーショット。 去年もよく2羽だけで見られたキンクロハジロ、今季も2羽で初観察。 この場所が気に入っているのかもしれませんが、何でいつも2羽だけでしょう? もっと群れるトリだと思うのですが。

冬の羽衣に変りつつある カイツブリ は ギンヤンマ と格闘中。 昆虫を捕らえて食べる姿は初めて見ました。

そして カルガモ。 相変わらず臆病で逃げが早い。 奴らが騒いで飛び立つのはいいですが、他のトリもみな逃げてしまうのではと心配になります。

 

 

■撮影地:熊本港周辺 11月5日

 

 

不知火、こちらも干拓地です。 この日は何がどうってことでも無かったのですが、防波堤から眺めた潮も引き加減の干潟、遠くですが カモ や シギ が来ていたので、後で見るために状況写真を撮っておいた中に トモエガモ の飛翔が写っていました。 そうと知っていれば、もっと腰を据えてあたったのに・・・ といっても、そこは遠景。 たぶん何枚撮っても同じような写真になるのでしょう。 とりあえず、証拠写真の記録だけ掲載。

 

 

干拓地はどこでもそうなように、大小さまざまに水路がめぐらされていますが、ここの小さな水路を覗き込むと、誰かしらトリに遭遇します。 この時 コガモ は近すぎて、突然の対面に飛び立つよりも隠れ込んではみたものの、丸見え。 ちょっと怯えさせてしまったようで可哀そうでした。 すぐに退散。

 

 

■撮影地:不知火の干拓地 11月5日