野鳥を見に 2023年8月11日 八代へ

 

久しぶりに八代方面へ足を延ばします。 鳥見には厳しい、とにかく暑い夏の日。 海辺には夕方前にたどり着くよう、まずは山の方へ。 

 

 

球磨川を見下ろす景色、石段を登ってたどり着いた稲荷の山の中腹。 川からの涼風が渡ってきて、休憩にはもってこい。 休みながら、鳥たちの声に耳を傾けます。 が、まだ日の高い午後、殆んど気配もなく残念。 一度だけ、アオゲラの声が聞こえましたがすぐに遠ざかったようでした。 

鳥は休息時間、でも虫たちは違う様です。 ぼーっと景色を眺めていると、目の前に何かが飛んできました。 何だ・・ 青緑の輝き?

 

 

ヒカリモノの正体は、タマムシ。 出会うのはホントに久しぶり、けっこう嬉しい出来事でした。 居るところには居るものなのか。 意外とも思えるほどに、よく動き、よく飛び回り・・・ 忙しそうな様子でした。 

 

 

日没前の静かな干拓地。 荒篭に ウミネコ が集まって休息しています。 八代海の夕暮れはダイナミック、風景を楽しみます。 

猛禽類も多く見られる干拓地ですが、この季節では ハヤブサ くらいか・・・ などと考えていた目の前に飛来。 

 

 

少し遠く、反逆光でしたので、合間に飛んで行ってしまうことを覚悟して堤防際の水路道をは渡れる橋まで、はるばる引き返して戻ります。 よかった、まだ居る。 

 

 

やはり少々、嫌気がしたようで、程なく飛び立ってしまいました。 ハヤブサとは思いますが、この エゾビタキ のような胸の模様、幼鳥若鳥の類でしょうか。 どうしても電線写真になりますが、今まででは最も近距離で撮影できる機会となりました。 

 

 

日は落ちて、残照の頃。 たどり着いた球磨川河口。 どこからか鳴き声と共に アオアシシギ の小さな群が飛来し、岸辺の大きな流木に取り付きます。 ここが塒? 

小さなこんもりと木の茂った中州には サギ たちが集まっています。 いつも変わらぬ川辺の風景です。 

 

■撮影地 : 熊本県八代市