この季節、移り変わる山辺の小鳥たちの様子を見に、近くの自然公園に足を延ばしました。 あまり好い写真は撮れなかったのですが、一本の 柿の木 に代わるがわる訪れる鳥たち。 やはり柿の木はあなどれない・・・ と、改めて思い知らされることに。
初見の鳥も2種、圧倒されました。
この山には アオゲラ の姿を求めて足を運ぶのですが、山道を散策するまでもなく、辺境のこの場所、この柿の木に飛来。 見ていると、今度は瑠璃色の鳥が飛来。 そして近くの電線にいて気になっていたヒタキも樹に。
青い鳥はどうやら オオルリの若いオス、胸に縦斑のあるヒタキは エゾビタキ。 エゾビタキは旅の途中、この時季だけここでも見られるらしく、運が良かった。 この鳥、ヒタキ族に共通かもしれませんが、あまりヒトを怖がりません。 寄ってきてポーズまでとりませんが、過敏に逃げることは無いようです。
オオルリの方は以前、清流沿いの路で成鳥の美声を堪能しましたが、雰囲気が全く違いますので、そうとは分かりませんでした。 眼はヒタキのような大粒でおにぎり形、体はひと回り大きい様子で正しい直立姿勢、あまりチョコマカとは動かないし、わざわざ飛来したくせに柿を食べるそぶりは見せません。
帰宅して、調べて・・・ 若い鳥と。 久しぶりに目の覚めるような 「瑠璃色」 の鳥に出会いました。
サメビタキ? は森の中で。
後で写真を整理していて気付き、絶句。
憧れの鳥、クロツグミが写ってる・・・
■撮影地 : 熊本市
メジロ・ヒヨドリ・アオゲラ・オオルリ・ヤマガラ・スズメ・シジュウカラ