野鳥を見に 2022年10月10日 ミサゴに会いに

見渡しのよい耕作地で休む ミサゴ

いつもの干拓地へ。 舞台はアメリカでしたが NHKダーウィンが来た でミサゴが特集されているのを見て、またまたミサゴに会いたくなりました。 すかさず干拓地へ、いつもの広い水路に向かいます。 

干拓地へのドライブは広々とした河口沿いの路を行き、海へと出ます。 その後は有明海に面した海沿いの道をカーブを繰り返して北上します。 もちろん満潮の時は普通に 「海沿いの道」 といった風景ですが、ひとたび潮が引けばどこまでも干潟が続く有明海独特の景色を眺めながらのドライブになります。 

この日は河口付近からずいぶんと様子が違い、堤防の上端付近まで悠々と水かさが増して、時おり道路に溢れた痕跡すら見られました。 

そういえば今日は 「高潮警報」が出ていましたっけ、ってことは、今は大潮の満潮。 これだけ水位が上がる地球のダイナミクスには本当に驚かされます。 

 

海岸沿いの道に出てしばらく進んだあたりの漁港にたくさんの鳥影が見られましたので、車を寄せてみます。 私たちが車を降りて海を眺めたことに驚いて、すかさず海へ逃げ出た数羽の水鳥は マガモ でしたがまだ冬毛が生えそろわない様子。 

今年もカモたちのシーズンが始まったことを実感する瞬間。 これからはもう、いつどこで初ガモになってもおかしくありません。 

 

防波堤にたくさんのカモメが屯しています。 とにかく潮位が高い。 

同じカモメのように見えますが、羽衣にいくつかのタイプが見られます。 夏から冬、そして若い成鳥に見られるグレーの羽衣など、カモメもなかなか複雑です。 

 

 

干拓地に行かずとも、それこそ住宅地でもあちこちで聞かれるモズの鳴き声。 もちろん干拓地にもたくさん飛来しています。 今年は我が家の庭へ通ってくるのもいて、やたらと数が多い気がします。 

 

 

まだ僅かですが収穫の終わった稲の耕作地へとカルガモの群が舞い降ります。 留鳥とはいえ、群を成してくるのはこれからのシーズン。 山を背景に撮影、よく見ていると オナガガモ が混じっていることがありました。 オナガガモも今季初ものです。

 

 

ミサゴの撮影でキャリアハイを目指しますがこの日、どうにも ダイブ の撮影がはまりません。 風景写真だけですが、この日は空気も澄んで、白い雲が表情豊か。 こんな日の撮影は楽しい。

白い雲と

金峰山を背景に

基本は電柱のトップ

こちらは チョウゲンボウ

 

■撮影地 : 

マガモ・カモメ/熊本市

ミサゴ・モズ・カルガモチョウゲンボウ玉名市