■ 12月31日 不知火にて
今まで 「不知火」 を何度か訪れていましたが、どうも場所を勘違いしていたようで、今回は改めての初めて、です。 これまで 「比較的小さなエリア」 と思っていましたが、どうしてどうして。 有明海に接続する大きな水路に挟まれた広大なエリア。 熊本港エリアや横島干拓地と同類系の干拓地です。
■ 1月1日 横島干拓地にて
折に触れて訪れている場所。 同じ場所でも年によって耕作地が変わっていくことに気付きます。 耕作地の構成が変われば、集まって来る鳥の様子も変わります。 水が張っている場所が減っているのか、前回に続き、今回もタゲリの群を確認できませんでした。 もちろんどこかに集まっているのかもしれませんが、いままで 「いつもの場所で」 と感じていたものが、立て続けに空振ります。
晴れて爽やかな気候、こんな日は橋の上にでも三脚をじっと据えて臨めば、ミサゴ のダイブなどはもっと撮影機会もあるだろうと思うのに、性格的に出待ちが苦手です。 自分から動き回ってしまいますので、行き当たりばったりの撮影。
■ 1月3日 江津湖にて
早朝から江津湖へ足を延ばします。 日の出直後、次第に明るさを増してゆく江津湖の風景。 ヒヨドリたちの声、ヒドリガモの甲高い鳴き声、カイツブリのケレケレ。 シーズンならではの鳥密度。 朝も早い時間なのですがヒト密度も濃い、この場所。 鳥たちはヒトのことなどお構いなし、活発に動き回ります。
この日はどこを見て回っても、ヒヨドリ。 片端から実をもぎ取り、食べたり、捨てたり。 食べ物はいくらでもあるようです。 そういえば今季、大群を成して飛翔する ヒヨドリ の群を何度か見かけましたが、留鳥なのか渡り鳥なのか。 いったい何羽くらい、いるのでしょう。
逃げないトリといえば、セキレイ や ヒタキ。 写真を撮ってくれと云わんばかりの好奇心旺盛なまなざし。 この三頭身アイドルにはいつも癒されます。