野鳥を見に 2022年1月16日 干拓地の鳥たちと、庭での出来事

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チョウゲンボウ

行くたびに安定して出会う事のできる鳥たち。 今季はそれが タゲリ であり ミサゴ であり、そしてこの チョウゲンボウ。 小型とはいえ、やはり猛禽類のフワフワは別格。

 

さて横島へのドライブは有明海の海岸線に沿って道を進みますが、途中にはいつも水鳥たちの様子を見る小さな入江や防波堤、漁港などがあります。 今日は時間にさほど余裕が無く、いちいち止まらずに進んでいましたが、入江に浮かぶ水鳥の群を視認、とにかくいい加減に撮影して拡大チェックをしたところ、群の正体は カンムリカイツブリ。 オナガガモの群と、混じらずとも一緒に波間を賑わしていました。 

 

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カンムリカイツブリ には比較的よく出会いますが、いつも殆どが単騎。 そうか、群をつくるのか・・・ とは新しい発見でした。 

 

さてさて、今日も タゲリ が多く見られます。 彼らの写真を撮るのはとても楽しい。 出会えるうちに、少しでもイキイキとした姿を捉えていきたいと思っています。 

 

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ミサゴ への モビング は失敗

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頻繁に見かける 猛禽類 ですが、彼らはかなりの確率でカラスの モビング を受けています。 横島で出会う ミサゴ や トビ はもちろん、どこかで猛禽類を見かける時、カラスに追い立てられている姿は定番とも思えます。 

上は 、初動で ミサゴ を脅かすことができず、残念そうなカラスの写真。 驚いて飛び立ってしまうと、追い立てられることにもなりかねません。 また、ミサゴやトビが何かを狩って食事する時も、カラスたちが張り付かれているシーンは多く見かけます。 

 

そして帰宅後。 時刻にして 午後3頃でしたでしょうか。 

それこそ大きくもない小さな庭、手入もしないといかんなと眺めていた、その時。 ものすごい勢いで茂みに突っ込んだ鳥が一羽。 樹は目の前、距離は3.5メートルほどしかはなれておらず、茂みに突っ込む時の音は 「パシッ」 と相当なものでした。 

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手元にあった I-pad で撮影、中央に見える鳥のシルエット

ヒトがいるので降りてきませんが、脇道の電柱にはカラスが二羽、鳥が突っ込んだ場所を見下ろしています。 その構図ですぐに事情がわかりました。 鳥はハトほどの大きさに見えましたが、トラ縞が見えましたので恐らく小型の猛禽類。 カラスに追われ、我が家の庭木に逃げ込んだ様子。 すぐ近くに私たちがいますが、カラスにチェックされて動けずにいます。

これは珍客と、慌ててカメラを取りに行きましたが残念、動いてしまいました。 行き先を目で追うと、今度は隣家の窓庇の上へ。 そこでやっと撮影、正体はやはり 小型のタカ。 そんなのが民家の窓庇に止まっている姿も馴染みませんが、再びカラスが舞い降りて、何とその隣に止まったのには驚かされました。

 

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取っ組み合いこそありませんが、妙な緊張感が漂います。 隣に舞い降りたカラスが嘴でトントンと屋根板を叩き、大きな音を出して威圧します。 カラス、ほんとに思いもよらないような色んな事をやって見せます。 

猛禽はその後、また隣の家の庭へ逃げ込んだようですが、しばらくは動けなかったようです。 下で隠れていることは、カラスが上に陣取っていることで簡単に想像ができました。 


さて、この小型の猛禽類。 とっさには ハヤブサ だとか、ツミ ってやつではないか? などど見てみて、恐らく 「ハイタカ」 ではないか・・・ということで決着しました。 

居るんだなぁ、この辺りにも。 わざわざ横島まで行かなくても(笑)。