今回も玉名方面に足を運びました。 次第に大きくなってゆく鳥たちの群を実感。
行きがけ、車をとめていつも気になっていた漁港を覗いてみると ヒドリガモ とホシハジロ の群が休んでいました。
大きくもない川の河口部に築かれた小さな港。 潮に大きくされる場所ですがこの時は水位があり、比較的コンパクトなロケーションで水鳥を眺めることができました。
ホシハジロの群としては大きくもありませんが、一団がくつろいでいます。 群の中に混じるという 「オオホシハジロ」 を探すのが今季かかげた課題。 このメス、ちょっと怪しいカモ?
さて、干拓地。 今季初めて飛来を観察した時に比べ、ずいぶんと数も増えました。 彼らが飛翔する姿はとても絵になります。
広大な干拓地。 まだまだ探索していない場所もあると、今までのぞいて見ることの無かった場所で、防波堤を上がって海辺をのぞいて見ると・・・
おびただしい数のカモ。 主に マガモ と オナガガモ、そしてカルガモも混じって見えます。 さらには カワウ や カモメ 、そして時に群を成して飛び回るシギ。
後で写真を眺めていたら トモエガモ も写っていました。 まさに楽園の図。
有明海ですので潮の状況によりますが、こんな世界が広がっているとは。 撮影しているのは目の前、ごく一部の景色。 向こう側にも、あちら側にもコロニーが見えます。 一体どれくらいの数がここに集まっているのでしょう。
その他、この日に出会った鳥たち。 ニュウナイスズメ や ツグミ も今季初めての撮影になりました。
この場所は猛禽類が多くみられるのが特徴。 ロケーションの好い電柱は彼らにとって大切な見晴台。 この時はまず カラス と チョウゲンボウ が小競り合い。 遠くてロクな画が取れませんでしたが、そこへ ミサゴ がエサを食べに飛来。 ミサゴ が カラス のモビングをくらうシーンもよく見かけますが、不意打でなければやはり、ミサゴは別格のよう。 悠々としています。