ガーデニングショット 2024年2月23日 ミモザ風景

ミモザの花咲く頃。 

季節が巡り、やがて訪れる春。 花に寄せて様々な想いが巡ります。 

 

満開のミモザ

 

庭には2本のミモザが植えられていましたが、1本は昨年に倒木し、その根元から新たな芽吹きはありませんでした。 玄関のわきに植えられたこのプルプレアも虫に新芽や花芽をやられたりで今季の開花が危ぶまれましたが・・・ 咲きました。

 

 

春庭はもう少し先ですが、そこかしこに芽吹きを見ることができます。 例年、草花の芽吹きや新葉、そして膨らんでゆく花芽を楽しみに、できるだけ記録撮影を試みていますが・・・ 今年は マクロレンズ を入手しての撮影、今までになくちょっと楽しい作業となりました。

普段は野鳥などを超望遠で撮影していますが、マクロレンズもある意味で 超望遠 であることを実感。 小さな宇宙を覗き込む超望遠レンズ。 

ただマクロ撮影というのはピントがシビアで、室内で物撮りするなら三脚も効きますが、風に揺られる花芽などはそう簡単に捉えることができません。 MF撮影はもちろんの事、AF・半押しで合照してもレリーズまでのごく僅かな時間でピントがずれます。

花ひとつ撮影するにしても、花弁に合わせるのかオシベなのか、はたまたメシベに合わせるのかで上りがまったく違ってきます。

例によって ”数打ちゃ当たる” 的なコトをやっちゃうわけですが、いい加減そをいうのから意識だけでも卒業したい・・・ 気がします。

 

クレマチス・マクロペタラの新芽

球根からチューリップ

コボレ種から庭に芽吹いたポピーを鉢へ移して

ミントっぽいけど、何だっけ? 再生鉢に芽吹き。

オレガノかな、名称忘れました。 こちらも冬越えからの芽吹き。

山道で見つけたスミレの一種、うまく着生しています。

 

その他、庭の花たち。 クリスマスローズは少しずつ大きな株に育ってゆくのがとても楽しみな植物です。 ぼぉーっとしてると花でなくタネだらけに。

いつも朝方の庭で手に触れて香りを楽しむローズマリー。 地植えの株は少し強く剪定したために花付きが少し寂しいようですが、立性の鉢植えがキレイな花を咲かせています。

ワイルドストロベリーはもともとの鉢植から花壇の際に植え込んで3年目。 株が大きくなって、けっこう頻繁に花も付いているようなのですが、花も、そして真っ赤な実も広い葉の陰に隠れて気付かないことが多々あります。

花壇に植えこんだアネモネはもうしばらくすると 花だらけ になると思いますが、連日の春の陽気に誘われて、まず咲き切った一輪。

グレビレアは地植えせずに大きなプランター植えですが、それまでの成長ラインから頭を抜け出させるように伸びて、その先端に花芽が見られます。 開花は三度目かと思いますが、咲いてみて初めて感じたのは 「なんて地味な花・・・」 でした。 株として開花の厚みがまだ足りないのかもしれません。 今季はどうでしょうか。

 

クリスマスローズ

ローズマリー

ネモフィラ

ワイルドストロベリー

ティアレラは初開花

一輪だけ先に咲いたアネモネ、初もの。

グレビレア 蕾が大きくなってきました。

ミツバチのスミレ

先週末の頃か、2月中にと思っていた落葉樹たち、イギリスナラ や ヨーロッパブドウ の剪定を、半ばやけくそ気味ではありますが何とか済ませました。 冬らしい冬とならず、葉が完全に落ち切らずに残っていたりする中、こんな陽気じゃ芽吹き初めてしまう・・・との強迫観念にとらわれました。 

しかしまあ、我流で考えながら毎年剪定をするのですが、思うようにはなりません。 それを、また考えて冬場に剪定を繰り返します。 ブドウ は前期だけでいったい何メートル延びたでしょう? 想定外、ゆく先々の住人に蔓を伸ばして絡みつき、大変な状態でした。 イギリスナラ は小路に向かって低く横枝を 1.5メートル くらい伸ばすことがわかっています。 出るものはしょうがなく、この季節までできるだけ放っておきますが、庭内の通行に支障が出ます。 ということで低めの横枝はみな掃いますが、また同じ個所から枝を出すことが何となくわかって来ました。 今季、コンコルディアの方はかなり大きく成長して茂ることと思います。 また 「頭」 を抑える主幹の剪定をしなければならないのが残念です。 もっと大きなスペースで、自由な樹形を楽しめれば最高なのですが、一般的な住宅庭ではそうはいきませんね。