ガーデニングショット 2023年3月5日 春の準備

 

何だかフワフワと過ごしていて超スピードで現実世界の時間になじめない感じ。 などと・・・私が浮いていようと沈んでいようと、どうであれ季節は移り変わります。 

ガーデニングは季節を通じて植物たちと向き合うコト。 生命の循環を感じるものですが、去年がどんなだったか・・・ 何をやっていたのか・・・ この、足が地についていない感じは、うまくない。

 

庭に目を向ければ・・・ 春を迎える準備が急がれます。 

昨年も本当にいろいろなことが起こった、庭の植物たち。 ふと感じた寂寥感の一端は、まずはミモザとロシアンオリーブの樹勢が悪い事。 

玄関脇と庭の入口に植えられた2本のミモザは プルプレア と レッドクリスタル。 どちらも地植えから数年が経過し、昨年の春には満開の美しい姿で目を楽しませてくれました。 しかし残念ながら先の台風で レッドクリスタル は株本から裂けて半壊。 ご近所の方の協力を得て倒壊した太い幹を切断しました。 その後、全体に立ち枯れるような事態は回避できたように思いますが、勢いはありません。 非常に強い剪定を余儀なくされたことも、悪い影響を与えているかもしれません。 

プルプレアの方も強剪定を同時に行いました。 そのため、花が付かない部分ができてしまい、前春のような姿を楽しむことはできないようです。 

ロシアンオリーブもまたしかり、風により根元から倒れたものをロープで引き起こし、仮設的に頬杖をかませてみたものの、根本的な対策がとれずに今に至っています。 

結局、風に弱い植物はどうしても技術の裏付けもないまま強剪定を行わねばならず、悪循環に陥る憂き目をみているようです。 例年、ロシアンオリーブの花が放つ芳香を楽しんでいましたが、今季はどうかな。

 

庭の植物を部屋内でも楽しめるのは幸せなことです。 白磁のアンティークボトルはちょい活けに活躍。 この日は 白いアネモネ、オレンジのダイコンソウ、そしてローズマリー。 

 

年々と大きくなってゆくクリスマスローズの株

少しずつ増やしているアネモネ

アネモネの原種系 フルゲンス に魅かれ、植込みに少しずつですが増し植えしています。 花後に球根を上げず、植えっ放しでいけることが分かり、気楽に楽しめる状況になっています。 

アネモネに限らず キンポウゲ の花が好きで、少しずつ集まってゆきます。 

 

ロケットサラダ? ルッコラ

 

ユーカリ・レインボー

少し前、ショップでその姿に一目ぼれしてしまい連れ帰った大きなプランツ。 ろくに重要事項の説明も求めずに持ち帰りましたが、その正体を調べて驚愕。 そして、絶句。

これは・・・ 絶対に庭に植えてはいけない樹木、エラいものを買ってしまった。 庭に植えると旺盛な成長力で樹高は70メートルに、幹回りは18メートル。 根は横に伸びて家屋を破壊する・・・とか。 マジですか?

絶対に植えられないので、大型プランターのままとりあえず庭先に置いて楽しんでいます。 とてもとても絵になる姿ですが、数年後はどうなっているやら。 

 

「好き、気に入った」だけではどうにもならない植物たち。 吹き抜ける川風、そして台風。 そして朝と夜にしか散水できない過酷な猛暑を乗り切れるものが残されてゆくことになります。