連日の雨天により目覚ましいほどの成長を見せつけるのは、まず雑草。 ああ、また巡り来る戦いの日々。 そして、活発に活動するムシたち。 虫がいない庭なんてコワいけど、大発生みたいなものは回避したい。
キビシい夏のことは一先ず置いて、今はとにかく楽しむ季節。 ミモザの花は数日続いた雨風で完全に終わってしまいましたが、それを除けばこの時期が一年で最も美しい庭の景色。
■ロシアンオリーブ の開花と芳香
今年はどうかと思っていたロシアンオリーブ。 玄関から外に出てすぐにそれと判る芳香、今が満開。 花の写真は残せますが、芳香は記憶の中。 他所でかぐことの無い香り、夜でも外に出るのが楽しくなるくらい。
風で2度も倒壊した木、根本的なサポートができなければ、また今季の台風などで被害を受けると思っているのに、何もできていない私。 残された時間は長くはありません。
■花壇・アネモネ化計画の進捗
キンポウゲ類に惹かれる性質で、アネモネの原種系品種・フルゲンスに一目惚れし、少しずつ植え込みを増やしてもう四年目くらいか。 球根を上げずに植え放しても、季節が来ればきちんと顔をのぞかせてくれます。 そして、今がピーク。
昨年はマメに開花後の花柄カットに努めています。 三月中に少しですが肥料を漉き込んで、花期の終わりくらいには追肥を忘れない。
フルゲンスはある意味、とても地味な花ですので気付かないヒトさえ居そうなくらい。 この春先、花の無い庭苑に見かねてアネモネの新しい品種を少し鉢にしました。 オーロラとかなんとか。
特に年配のご婦人方に、こちらの方が圧倒的に喜ばれるようデス。
■息絶えた ネムノキ
カイガラムシに食われるなどして、幾度か憂き目にあった地植えのネムノキ。 そのたびに蘇るように復活を遂げてきたこの木がこの冬、どうやら枯れてしまったようです。 春の芽吹きの季節、様子を見守っていたのですが変化なし、完全に立ち枯れ。
今季の冬、超低温の寒波があって主に鉢植えの植物の多くが被害を受けました。 しかし、地植えのこの木が枯れるのか・・・
寒波が直接の原因かは定かではないのですが、残念です。
■宿根草や樹木の芽吹き、返り咲きの様子
・ヨーロッパブドウ プルプレア
・グーズベリー 昨年初めて実を付けた。
・ヒゴスミレ 復活の満開、が、花を喰っているヤツがいる・・・
・復活のウェディングリーフ 冬場の真っ赤なリーフはもしかして落葉した?
■花、咲き誇る
・ヒューケラ リーフも美しいが、花も可愛らしい
・ベロニカ・オックスフォードブルー
・ロータス ブラックムーニー 寒波のボロボロからようやく復活
・ローズマリー 植込みからはみ出して
・グレビレア なんて地味な花、去年は2、3輪しか咲かなかった
・クリスマスローズ 3年目の株
・イギリスナラ アトロプルプレア 新芽
・アジュガ
■最近あたらしく迎えたプランツたち
・ティーツリー
・スープセロリ 食べて・・・ない、花なんか咲かせてて好いのか?
・シレネ ユニフローラ
・ポピー ブラックマジック 鉢植と、地植えに分けて試行中。
・ニゲラ 今季楽しみにしている花。
花色の違う ニゲラ を数種揃えました。 アフリカンブライド、イスタンブール、そして ミッドナイト。 昨年は鉢植えで アフリカンブライド を育てましたがナメクジの被害などで本来の美しさを楽しむことができませんでした。 リベンジってとこでしょうか。
今季は クレマチス と、この ニゲラ。 どこまでできるか、楽しみです。