花咲く城下町、秋月。  --- 福岡県・秋月 ---

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 この連休を利用して訪れた ”秋月” のレポートです。
 自身初めてその町の名を聞く処で、この地を訪れるにあたっては
 もちろん ”動機” があるのですが、今回は黒田藩の焼物として
 知られる ”高取焼” からの繋がりでした。
 前にもご紹介致しました ”小石原” の陶器祭りが開催されており、
 今回も小鹿田などの雑器を見てまわったのですが、中には
 ”高取焼” の窯元があります。
  
 
 
高取は茶陶と共に発展した焼き物ですが、つくりは繊細なものも多く、小鹿田の素朴で温かな陶風との
ギャップが何とも面白いと、前回訪れた時に思ったものですが、今回はその高取焼に、もう少し
触れてみようということで、古いコレクションを公開している美術館のあるこの町、秋月に足を運ぶことに
なりました。
  
 
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日和も良く、なんと言っても城下町を散策するのには絶好の季節、小さな町ですので
私の貧弱な体力でまわり切れるか? などという心配も無用に、この清々しい季節の散策を
楽しむことができました。
 
イメージ 4 この地の祖は鎌倉時代まで遡るようですが、
 私の印象は ”江戸時代の小さな街並み” で
 あり、気の置けない城下町なのですが、
 意外にも(ゴメンナサイ) 観光客が多いこと
 にはまず驚かされました。
 人が集まるには何か、名物とか国宝とか・・・
 それ自体引力を持ったものがあるのが
 定石ですが、この町の看板は一体何でしょう?
  
 
 
もちろん古高取の資料館などは、私と連れの貸切状態、とてもマイナーなものですので、
主食たり得ませんし、オカズと云うにもちょっと弱いかな。
 
きっとこの小さな町自体の魅力が、人を集めているのかもしれません。
私はといえば、やはり古い面影の街並みや城址の風景を楽しみ、路地に咲く季節の花を楽しみ、
骨董屋さんを覗き買い物をし、疲れたら美味しい甘味をいただき・・・
そうでした、久しぶりにいただいた葛餅、美味しかった。
老舗なのでしょうが、あのように香りたち、口の中で頑張る葛餅を久しぶりにいただきました。
この町を訪れる機会がございましたら、そしてちょっと歩き疲れたら、
ぜひご賞味いただければと思います。
 
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 甘味処で一休み。
 美味しい葛餅が疲れを
 忘れさせてくれます。
 
 
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路地に咲く、季節の小さな草花が 
散策の目を楽しませてくれました。