5月も終わりの金曜日、久しぶりに訪れた長崎の町。
あまり余裕の無い旅程でしたので、新しい発見とか、何かテーマにこだわって散策するとか・・・
そんなことはできせんでしたが、せっかくの長崎。
少しでも気分をと、坂の町を散策しました。
初めて泊まったホテルで、まもなく夕方5時にもなろうかという時間の到着でしたが、
このホテルは大浦天主堂からグラバー邸へと続く坂道の登り口にあり、
ホテルを出れば、そこはすぐに観光地というロケーション。
加えてこの日はどうも修学旅行の集中日らしく、部屋から眺める駐車場には観光バスがずらり、
見下ろすと楽しそうにお土産を求めて散策する子ども達。
やはり長崎は屈指の観光スポットなんだなと、しみじみ思うのでした。
■写真 : ホテルの窓から見下ろす
グラバー通りのにぎわい
■坂の上に大浦天主堂を望む
入梅間近、雨まじりの曇り空も、長崎のような石畳の
情緒を楽しむことができます。
まあ、散歩は晴れるにこしたことはないのですが。
古い石畳と、坂のある風景。
時おりの雨に、町もどこかしっとりとした
情緒あふれる風情を見せてくれます。
左手の白い壁と瓦は大浦天主堂のもの。
雨に濡れた鮮やかなレンガ積みの塀に、この葉は
アジャンタム?
観葉植物としてショップでよく見かけますが、
戸外のこんなところでも育つんですね。
緑がますます深さを増して行く季節です。
坂の町を散策していると、必ずといってよいほど出会うのが、ネコ達。
なぜでしょうか、不思議です。
坂がどう、というよりも ”古い街並み” とか ”細い路地” という共通点かもしれません。
のどかに昼寝ちゅうでしたがこの直後、散歩中の犬殿が迫り来て退散となりました。
せっかくだからもう何枚か撮らせてもらいたかったのですが。
ひと回りして戻ってみれば、先ほどまでの喧騒が嘘のようにストリートから人影が消えていました。
そろそろお土産やさんもシャッターを閉めはじめています。
下り坂の先に海が見える景色というのはよいものですね。
さあ、一休みしたら新町の中華街へくり出そう!