日本の四季と風物を楽しむ---濱文様手ぬぐい---

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あちらこちらのお店で、それも呉服屋さんなどではなく、雑貨や書店それに文具店などでも
この ”手ぬぐい” などという一見古風とも思えるような商品が目につくようになり、
はや数年が経つと思います。
ブームというほどのことでも無いのでしょうが、既に一つのジャンルとして定着してきたような
感じが致します。

いくつかのメーカーのものが普及しているようですが、私が最初に見かけた時に、
”これを扱いたい!” とすぐに商談成り、それ以来、数年のお付き合いをさせていただいて
いるのが 『濱文様』 というブランドのもの。
そのラインナップはどんどんと広がってゆき、現在では手ぬぐいに限らず、ハンカチからサンダル、
なんと傘までも、その生地を利用できる商品開発に注力されているようです。


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手ぬぐいをご紹介する時に、意外と多い反応が
『手ぬぐい?よいとは思うけど、何に使うの?』
というもの、コレには最初戸惑いました。私にとって手ぬぐいはその名の通りテヌグイであって、
手を拭いたり、汗を拭ったり、時には頭に巻いたり・・・。
使い方なんて、何でもよいではないですか。

『洗濯すると縁がホツれて来ない?』
とも良く問われますが、ご想像の通り。切り放しの布切れですので無論ほつれますが、
解けば良いだけのこと。
何度も洗濯を繰り返した柔らかい風合いの手ぬぐいは、何ともよいものです。


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つい最近、良く知る方から 『結婚式の関係で、ちょっと気の利いた、洒落た粗品に』 という
ことで、こちらのお品物をお引き合いいただきました。
『箱では何だかお堅い感じで馴染まない・・・』
と仰るので、写真のような紙のタトウに入れてお使いいただくことになりました。
そのご用意の作業をしながら、これならば受け取られた方も、封を開ければきっと笑みがこぼれ、
お喜びいただけるであろうと確信すると共に、多くの方はその絵柄に込められたメッセージも
併せてお読みいただくことであろうと強く感じました。
 
濱文様の手ぬぐいには多くのデザインがありますが、四季の風物のほか、伝統的な和の文様が
多くあります。それらにはいろいろなおめでたい吉祥文様やシャレなど、メッセージ性の強い
ものが多く、それは言葉ではなく ”絵柄” でさりげなく相手に送るメッセージとなります。

何とも小粋な文化だと思いませんか?
 
  
■濱紋様の手ぬぐい
http://store.shopping.yahoo.co.jp/papeterie-la-mer/bceaa4cca4.html