トリのモチーフについて、一つ。
イキイキとした表情に当時魅せられた私は、当然のごとく、もっとこの愛すべき絵文字のことを知りたく
なり、参考になる書籍を求めに走りました。
すると、ことトリに関する文字だけでも、雀や孔雀、フクロウといった固体種を表す文字に加え、もちろん
「翼」 などの名詞や 「飛ぶ」 「鳴く」 といった動詞に至るまで、多種多様なトリのモチーフが存在することに
驚かされました。
よく見てみると、「なるほど・・・分かる!」 というものから、「何故これがそうなるの?」 というような絵まで
ある訳ですが、そこには共通して、古来よりヒトが 「トリ」 に対していだき続けている 「親しみ」 が見て
とれるような気がしてなりません。
こんな素敵な絵文字が現代に伝承され、今も町角に見ることができるこの地を、いずれ訪れることが
あるでしょうか。
その古い街並みは、遠く離れた日本の源風景を想わせるそうです。
道行くヒトの顔立ちも、何か日本人にとって気の置けないものであるとか。
写真は出会った時に衝動的に入手してしまった、トンパ文字の額装です。
何を表しているのか、想像できるような気も致しますが・・・ 如何でしょう?
●私が参考にした書籍
王 超鷹 著/マール社