2024年8月25日 水辺の風景 秋の渡りシーズンへ

 

港エリアで見かけるいつもの鳥たち。 8月終盤からの 秋の渡りシーズン を迎え、普段は見かけない シギ が混じります。 ただ・・・ 「なんか違う?」 くらいに感じるもので、その場でのリファレンスは無理。 

厚みのある群の観察はありませんが、楽しい時間。 ただ・・・ 暑すぎ。

 

この日は久しぶりに セイタカシギ を見かけました。 単騎、頭髪など見ると若鳥かと思います。 飛翔の写真は初めて撮影する機会でした。

 

 

 


さて・・・ いかにも普通な羽衣ですが、尾羽か風切りか、最後尾・羽の収まりが少しバラついた感じ。 脚は黄味がかって長め、クチバシは黒くまっすぐ。

水に入ってしまうとなかなか ”足の長さ” とか色とか分からないのですが、偶然にも上に乗っている絵がありました。 今回、数羽が見られましたので後ほどリファレンスしてみます。

 

 

港エリアを離れ、海岸線を流していて見留めた カモ のシルエット。 おおっ、マガモ のエクリプス・・・もうやって来たのか、この地に留まっているのか。 荒篭で休んでいましたが、地周りのカラスに絡まれ、一羽ずつ立ち退きました。

 

 

一足のばして立ち寄った荒尾方面の海岸。 大きな群などは見られませんが、こちらもよく探せば シギ たちが休んでいるところを観察できます。

 

キアシシギ

波打ち際で休む2羽の オバシギ

せかせかと動き回る イソシギ

目当ては シギ でしたが、この海岸まで来るとどうしても姿を見ておきたくなる アオバト。 今季、幾度かチョロ見はしていましたが、この日も大きな群には出会えませんでした。 相変わらず用心深く、飛来しても舞い降りずにUターンして帰ってしまうこともしばしば。 

 

 

炎天下で理想的な日陰も無く、ずっとエンジン掛けっ放しで大丈夫かと心配になりながら、彼らがやって来るのを少しだけ出待ちします。 この時やって来たのは 3羽 のパーティ。 ホント、どうしてそこの水でなきゃダメ? お約束通り、荒篭に取り付いて海水を飲みます。

太い毛むくじゃらの足、可愛い。 ケガした アオちゃん 保護し、流血が止まるまで世話したことがありました。 キジバト もそうですが、あの足で突っ張られるとかなりの力です。 治療のために押さえつけるのが大変だったこと、懐かしく思い出しました。

 

 

■撮影地 : 熊本市・港エリア, 荒尾市