水辺の風景 2023年3月17日 港周辺・春の風景

 

祝日、曇まじりの晴天とはいうものの、凄い風。 吹きさらしの海辺の風はまた格別で、望遠レンズを構えてもなかなか定まりません。 

いつもの港周辺を巡るコースですが、春の気配が見られます。

 

 

モズ を見つけてしばらく撮影。 例により後の写真整理で気付くのですが、枯れたススキ葦藪の中で動き回っていたのはどうやら巣づくりのため。 よく見ると茎や穂枝などをちぎり取って巣床をつくっていることがわかります。

場所が分かってしまえばシメたもの、今後を見守ることができます。 すぐやめちゃって、次の場所・・・てこともままありそうですが、次回また訪れるのが楽しみ。

 

 

 

クリークにはまだ ホシハジロキンクロハジロ の群がたむろしています。 近い場所に車を寄せての撮影、はじめは少しソワソワしますが、その後は私たちを気にすることも無く日常に戻ります。 キンクロ・オス はもう冠羽が伸びきって、ことさらユニークな表情。 

 

 

いつも欠かさず見渡す堤防からの風景。 潮が引いて干潟が現れていきます。 水際は徐々に沖合へ移動していき、遠く、潮が浅く残る水際に多く見られるのは真っ白な カモメ たち。 ユリカモメ か ズグロ かはわかりませんが、もう頭が真っ黒なのも見られる春の景色。 ユニークなマスクマンたちをもっと近くで撮影する機会は無いかと思うのですが。

 



 

毎回、彼らクロツラヘラサギに出会うわけですが・・・撮影には苦戦中。 この日の撮影も、どうしても上がりフワフワのピント無し画像になってしまう中、シャッタースピードを落としてISOを上げる方向に調整し、やっとまあまあ見れるものが数枚。 そのかわり、SSを落としたまま突然訪れたテイクオフの撮影はぬるいものに。 

写真は難しいな。

 

 

水を張った耕作地には カルガモ と ツクシガモ。 この風景が見られるのもあと少しの間でしょうか。

ヘラサギ は若鳥か、単騎で遭遇。 群はすぐ近くに居るんだから合流しなさいな。

 

■撮影地:熊本市