水辺の風景 2024年1月7日 江津湖にて

 

休日の江津湖は人が多く、気が乗らないところもあるのですが、それでも訪れればまあ被写体に困ることはありません。 この日も駐車場に車を停めて降りたとたん、目の前に カワセミ が飛来。

 

バン

 

この日は駐車場が込み合っていてボートハウス側から公園に入りました。 いつものように ヒドリガモオオバン が大きな湖面に集ています。 ただ例年に比べるとカモの数は少ないような気がします。

 

ふだんはあまり足を延ばさないのですが、下江津の方で ヨシガモ が見られるカモというので、覚悟を決めて歩きます。 一口に 「江津湖」 と云ってもけっこう広いところ。 年末に 椎間板ヘルニア と診断され、機材を持っての長歩きはどうかなと思ったのですが・・・ せっかくですので初志貫徹。 行ったら、帰ってこないといけませんので少しビビりますが。

 

 

ヨシガモの観察は今季初めて。 江津湖で見るのも、初めて。 いつもながら芸術的な姿かたち。 と、オスはいつもすぐに判るワケですが、メスは近くに居ないかなと思うわけです。 ところが、これがなかなか見つけられない。 この日もダメでした。

ヨシガモ は ZooPicker に掲載の記事を参考に出会うことができました。 ありがとうございました。 

 

ふと見ると、すぐそこは動物園。 せっかくここまで来たのから・・・と、初めての入園。 ここに世界のトリが居ることは知っていましたので、ちょっと覗いてみようということに。

 

 

今回初めて使うレンズ、マクロプラナーの 100mm/F2.8。 ポートレート用にどうかと、アダプターを咬ませて Fuji の T-4 に装着して使用するべく入手。 このテの遊びにはまると痛い目にあいそうですが、入手してしまいました。 そして偶然にも目の前にこの上ない被写体。

近ごろは超望遠ばかり使用していて、F2.8 の明るさは久しぶり。 明るい屋外で開放撮影すると SS=1/4000 とか平気で使えてしまいます。 もちろん MF 使用、デリケートなピント合わせも楽しく思えます。 

撮影画像は・・・ どうなんでしょうか。 ピント部分はシャープに、そして柔らかくデリケートなボケ味、そのあたりに期待して入手した100ミリですが、しばらく使ってみて、比較はこれからです。 青いトリと植物の写真はプラナーで撮影し、無編集を掲載しています。

 

さて、園内のトリたち。 動物園の生き物を見るのは多少なりとも複雑な心境です。 そのテーマにはあえて触れません。 水鳥のコーナーがありましたので、見学。 雁やコクチョウ、オシドリなどを見ることができます。 

 

 

 

派手で巨大なハトを見た帰り道。 川沿いの道を行くと、やたらとキジバトが群がっている樹を発見。 夢中で木の実をついばんでいます。 キジバト はツガイでは行動しますが群れることはないので、魅力的な樹に集まっていた・・・ということかと思います。 キジバト大好き。 

 

 

■撮影地: 熊本市 江津湖(一部・動物園内)