水辺の風景 2023年4月9日 晴れて再び、港へ

 

先日の港エリアでの撮影、特に ツリスガラ の画像がもうひとつシャキッとせず、この先また出会う機会も分からないとすれば、ちょっと悔しいな、と思ってしまいました。

この日は快晴。 快晴の昼時が撮影に好いということでも無いのですが、改めてポイントを訪れます。

居ましたっ! 安堵。 コントラストも上がって、動きもあって、どうやら前回よりは好い絵が採れたようで来たかいがありました。 

 

 

 

さて、このエリアで出会ういつものやつら。 

キジバトの美しい飛翔姿を撮影したいといつも思っているのですが、なかなかハードルが高いようでハマりません。 広げた羽根と尾羽の扇を、できれば後方から撮ってみたい。 ということは、テイクオフ ではなくて ランディング のタイミングにフォーカスする必要があるということで、これが、できそうでできません。 テイクオフ は待っていれば撮れるのですが。 

 

 

冬季盛期の賑わいは影もありませんが、それでもまだ居残りが見られます。 比較的長居するのは コガモ、そして ハシビロガモ あたりでしょうか。 この日は ツクシガモ も見ることができました。 

季節は変わり、主役はそろそろ営巣から子育てへと大忙しの カンムリカイツブリ。 まだこの日は静かな様子。

 

さて先日 「カンムリカイツブリ が行ってしまった・・・」 と悲観に暮れましたが、ホントに居ない? しつこく港のポイントを訪れました。 

すると居た・・・ 3羽。 記録として更新が必要になりました。 いつ頃まで見られるものなんでしょう。

 

 

今まで機会を得なかったのですが、この日は遠いながら ”伸び” や ”パタパタ” を撮影することができました。 「伸び」「パタパタ」、「ブルブル」、鳥類に共通のルーティーンで、撮影したいシーンです。 

以前から感じていましたが、潜水をさかんに繰り返すということは、狩りの成功率はそんなに高くない、ということ。 今日は極上新鮮なエビを、美味そうにいただいていました。 

 

 

 

さてさて、この日。 客船の出入りする港は水深を保っていますがそこ以外、海は見渡す限り潮の引いた干潟状態。 

もうすぐシギの季節だなぁ・・・ と海を眺めていて、ふと認識。 目下の堤防際から見渡す景色の中。 

 

シオマネキ? とか・・・ カニだよな。 

 

天文学的な数、無数。

シギ だろうが サギ だろうが、カモメだろうが、充分に養う事ができる豊かな干潟。 大群が飛来するワケです。

 

■撮影地 : 熊本市