水辺の風景 2022年9月4日 港エリアでの試写

まずは何より今までよく撮影した場所でテストをしたく、港周辺の水路を訪れました。 カイツブリのつがいやツバメたちの旋回飛行、ここ数か月続く変わらない風景です。

 

 

河辺での夕暮れ撮影では ISOを高く振ってもそれなりにキレイな像を結ぶ事が実感できましたので、それはかなりの大きな前進です。 薄暗い森の中での撮影も自由度が増すに違いありません。 

 日昼光での撮影はどうでしょうか。 好条件下では G3X もそれなりに撮れていました。 一見しての大きな違いは 画素数 によるもので、鳥であれば羽根の繊細な表現であったり、トーンの表情に表れてきます。 背景の描写はかなり豊かに撮れる気がします。 

今までトリミングによりカットすることが多かった画像周辺部の光量不足などは見られず、撮りっぱなしでも問題の無いレベルです。 もっともコンパクトモデルで広角から 600ミリ までの超望遠ズームですから、撮影できてしまう事自体が恐ろしい事。 周辺光量の低下くらいに文句を付ける気もありませんでした。 新しいレンズは 70-300 ですので、望遠性能自体は遠く G3X に及ばないもの、比較するのもまだ早いかもしれません。

 

新しいシステムは FUJIFILMAPS-C になり、私の使う本体は X-T4、相方は X-T30。 彼女はあくまでも 手持ち の撮影にこだわるスタイル、私は三脚併用を目指します。 基本的な性能やスペックなどは今まで愛用していたコンデジ・G3X と比べるべくもありません。 

ただ現実には高性能なプログラムを使いこなせなければヒット率は上がりませんので、その検証と習熟が課題・その1。

備わっているAFの被写体検出性能に頼るべきなのか、トラッキングの機能はここ一番で信頼できるのか? AF はシングルポイントで捉えた方が良い? コンティニュアスAFはホントに頼れるのか・・・・? 

まずは検証し、撮影で頻繁に使用するいくつかのパターンを習得しなければなりません。 

まあ、カメラの操作にはじきに慣れるでしょう、もっとも現実的かつ結果にコミットする問題は・・・ やはり機動性の低下なんだと思います。 APS-C としたことで、フルサイズのものに比べればレンズもコンパクトにまとめられている様に思っていますが、今までに比べれば重量も容積も、レンズ交換すら必要なかったのですから世界が違います。(体力も落ちる一方ですし・・・) さらには高価だからキズを付けるのもイヤで・・・、とか。 持ち出さなくなったら、おしまいです。   

 

妙な姿勢はコンティニュアスにトラッキング中・・・