降り続いた雨もようやく一息、雲間には時おり青空も見え隠れする天気。
朝方、ツバメ3兄弟はおなかをへらしているかな・・・と、様子を見に行きました。
相変わらずのお団子状態、可愛いもんです。
昼休み、ふたたび訪れてみると・・・・
なんと、巣にはぽつんと一羽だけヒナが残り、他の二羽は巣立った後でした。
せっかくの機会でしたので立ち合いたかったな、巣立ちのファーストフライト。
しかしまあ、私にも都合があるのでそうタイミング好くもいきません。
ところで、残された一羽。
寂しいでしょうが、親兄弟について飛び立つ勇気はまだ無かったのか。
発育の違いもありますし。
私は今までツバメとご縁が無く、そもそも、そんなものなのかもしれません。
オシクラマンジュウだった小さな巣を広々と使えるからかもしれませんが、盛んに羽繕いをしたり、羽を伸ばして動き回ったり。
残されたとはいえ、もう「その時」は近い様です。
運が好ければ、立ち合えるカモ。
残されヒナを眺めていると、親がちゃんとエサを運んできました。
しっかり面倒を見る習性の様です。
巣立ちが近いコトはわかっていましたので、もっと気合を入れて好いシーンを撮影したいと思っていたのですが・・・、連日の雨。
カメラを持ち出すのもはばかるような気象、とにかく長すぎました。
仕事を切り上げ、夕方。
「もしかして・・・」 と巣をのぞき見ますと、既にそこはもぬけのカラ。
ついに最後の一羽も飛び立ったようです。
ツバメの子育て撮影は、これにて終了か・・・ 寂しいな・・・
などと考えながらの帰り道、巣にはまた一羽だけですが舞い戻っていました。
「 戻るんかいっ 」
ほんと、ツバメの習性など何も知らない私でした。