横浜での野鳥撮影では、建物や電線などが背景に映り込むことが多く、私にはある意味、新鮮な風景でもあります。
以前にも触れた気がしますが、自然の中での撮影と比べますと、鳥たちとの距離がぐっと近まったことは写真にも表れます。
ツバメのヒナなどは、それこそ手を伸ばせば届きそうな高さですし、その間近でカメラを構えている私などにはおかまいなしに、親鳥もエサを与えに飛来します。
ヒトに慣れていて、距離が近いコトは撮影には有利です。
13日の金曜日、曇り時々雨。
まず出迎えてくれたのはメジロ。
春の花とともに撮影されるイメージの強い鳥ですが、そういえば留鳥でした。
鳴声に気付き、撮影は町場らしく電線の上。
屋根の上で休むアオサギ。
恐らく昨日も出会った若鳥かと思いますが、川辺の住宅の屋根の上で一本足を決め込んでいます。
この日はカルガモが多く出て来ていました。
はじめは二羽を眺めていたのですが、次々と飛来して七羽くらいになったでしょうか。
クチバシなどを見るとツヤツヤで、若さを感じるペアです。
コサギも、電線の上。
しきりに グェー グェー と啼きたてていましたが、私には用は無いようです。
さて、カルガモ。
相変わらず写真写りが好いというか・・・、 AFのピントが合いやすい被写体。
久しぶりに気楽なカルガモ撮影を楽しむわけですが、眺めているうちに一つ、撮ってみたい絵が浮かびました。
それは、橋の上から真っすぐに川筋を背景に、川面を低空で飛翔する姿。
というのも今日は少し流れが早く、浮かんで羽繕いしているうちに下流へと流されたカモが、また低空を飛んで戻ってくる様子に気付いたからでした。
行動パターンが予測できれば、いかにも撮れそうな絵です。
そして撮影したのが、コレ。
連写の軌跡を焼き込みたいな・・
などとやっていたら、何だか分かんなくなりました。
編集のスキルが、ちと足りないようですので、もう今日はヤメ。
そういえば、カメラに動体予測のAFがあったように思いますが、まともに使いこなした記憶がありません。
今回なども見てみれば、当初テイクオフのピントはまあまあでも、近づくにつれて外れていきます。
機会が有れば、このパターンでその機能を確認してみたいと思いました。
使っていない、使えない、それから 「使いこなせない」 機能がたくさんあります。