野鳥を見に 熊本市・立田山 12月27日

熊本には野鳥を多く観察できるスポットがいくつもあります。 

その一つ、立田山を今回訪れてみました。

 

ここでは サンコウチョウソウシチョウ、その他多くの野鳥が観察できるということで、いずれ訪れてみたいと思っていました。

珍しい、美しい鳥たちを見て、あわよくば写真におさめることができると、意気揚々と訪れましたが・・・

山での野鳥観察、そして特に撮影は、これまで水場や干拓地でのんびりと行ってきたそれとはあらゆる意味においてステージが異なり、結果は散々なものでした。

防寒装備はもとより、撮影機材であったり、またテクニックであったり。

いつものんびりと、まずは鳥を見つけ、そしてカメラを構えて撮影するという手法すら考え直さなければ、樹上を素早く行き来する野鳥を写真にとらえることなどできないことを思い知らされました。 

 

 

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この可愛らしい毛玉。

撮影時はわかっていなかったのですが、エナガだったようでした。

樹上で素早く盛んに行き来する群れの飛影を認め、何か撮影出来ていればいいやと好い加減にシャッターを切った中、数枚だけ写っていたものです。

 

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こちらは シロハラ でしょうか、ふかふかと積もった広葉樹の落葉を、さかんに掻き起すような音や気配がし、見ているとこの鳥でした。 

地上に降りてくる鳥ですので出会う機会も多く、また体躯もありますので数枚の写真が残りましたが、これが精一杯。

 

結果からすれば、起伏のある森の中を10キロ近く散策しました中で、途中でキツツキが幹を打つ音や、その他の野鳥たちの気配を感じることがあっても、そこまで。

野鳥たちの発する様々な声すらも勉強しておかないと、特定もできませんし、結果的に「声はすれども、姿は見えず」 で終わってしまうんですね。 

失敗は始まりとして、いろいろと考えてみたいと思います。

 

山歩きでヘロヘロでしたが、敗北感と虚無感から、陽気でフレンドリーなカモに会いたくなり、八景水谷へ。

水鳥はいいなと、改めて思うのですが。

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カイツブリの幼鳥でしょうか、ヒドリに混じって一羽だけ。

このところ野鳥を求め、足を延ばす週末が続いています。

世情もあり、広いアウトドア・フィールドで寛ぐことも考えての事ですが、我が家の庭にも野鳥は代わるがわる訪れます。

そのうち一日中、紅茶でも飲みながら張ってみたいと思うのですが。

今日は朝方のヒヨドリと、夕暮れ時のモズ。

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