夏鳥を見に 2022年6月19日 立田山散策

ようやく足を運ぶことができた、立田山。 夏シーズンの探鳥、水鳥のように必ず会える保証は無く、そう、去年は空振りも多くありました。 樹々は葉を生い茂らせ、薄暗い森の中。 やぶ蚊たちもここぞとばかり襲い掛かる、過酷なフィールド。 

 

まず訪れたポイントは昨年、サンコウチョウの子育てを観察できたエリア。 が、今年は気配が感じられず、美しいトンボの撮影に切り替え。 去年もそんなことをやっていたと・・・ 歴史は繰り返します。

 

 

鳥たちに出会う気配も感じられないので、場所を変えます。 まず出会ったのはコゲラ、巣づくりに忙しい様子。 また後日、ヒナに会えるかもしれませんので場所を覚えておきます。

 

 

コゲラを撮影していて、気付きました。 かなり遠くと思いますが、確かにサンコウチョウの声。 ホイ ホイ ホイ は聞き間違えることがありません。 声の方向を頼りに、移動してみると、居ました。

 

出会ったのはメスかと思いますが、手持ちのカメラを真上に向ける樹上の撮影。 捉えられたのもほんの一瞬でした。 それでも今季初の出会い。 今年もまた、しばらく楽しませてくれそうな予感です。

 

サンコウチョウを撮影していると、またその先で単調な、繰り返しの鳴き声。 これ誰の声だったか・・・ 

主を探して、声のする方へ。 いたのはアオゲラ。 まともに姿を見たのは初めて。 夢中でシャッターを切りますが、どうにも手応えが感じられません。 こんな時、同じ写真をいくらとってもロクな結果にならない事は、経験で分かります。 まともな写真が撮れなかったのは残念ですが、出会いは大きな一歩。 楽しみは、これからです。

 

 

■撮影地 : 熊本市