花盛り、という感じでもありませんが、ネムノキの花が次々と咲きます。
ミクロの世界を覗き見ると、みんなそうですが、不思議な造形。
鉢植では維持できず、地植えして再生を試みてから一年以上、ずいぶんと姿も整って参りましたが、カイガラムシに気付きまして、本日は慌てて対応。
現在庭で花を楽しませてくれるのは、ラベンダーとパンダスミレくらいでしょうか。
軒下のルビーネックレスも黄色い小さな花が盛りでした。
レースラベンダーは鉢植から飛び出した種が着生したものと思いますが、それなりのボリュームになってきました。
温かい日が少し続いたので、芽を出したアネモネの葉たち。
寒さにあてないと花が出ないと云われましたが、冬の厳しい寒さはこれから。
一度枯れる運命かもしれないと思っているのですが、出てきてしまったものはどうにもなりません。
先日、株を分けて植え替えたパンダスミレは花が咲き出して順調。
元もと強いので心配もしてませんでしたが、順調な姿は嬉しいものですね。
何か元気が無い様な気がして、土を出して株を点検したところ・・・
最終齢くらい、丸々と太ったコガネムシの幼虫が例により10匹出てきました。
細かい根がほとんど食べられており、あぶないところでした。
植え替えと、メネデールでしばらく様子を見ます。
さて、ミモザの木。
地植えして巨大化したプルプレア、ミノムシの大発生でかなり痛い目に会っておりますが、今度はこの黄色い蝶。
WEBで調べますと、マメ科を好むとか・・・ つまりこの木を好むってわけですね。
お隣さんが、この辺は畑で農家さんが薬を使うから、無農薬でやっている庭に虫が集中して押し寄せる・・・ などと云っておりましたが、ありそうな話ではあります。
実際の影響など分かろうはずもありませんが、それにしても虫には悩まされます。
庭のミモザは大きく成長し、ずいぶんとふところも深い樹形になってきました。
そこで、ミノムシ。
正確にはその前に、えらくたくさんのコガネムシが付いていることにも気付きましたし、今度は蝶。
よく見れば、その幼虫も見つかれば、蛹も結構付いているし・・・ これから産卵という成虫が目の前にいるし。
季節が変わり、近頃よくこの木の中に ジョウビタキ が入っています。
何とか薬剤を使わず、うまく循環してゆく環境を維持できないものかと思います。
ミノムシは寄生する天敵がいるようですが、鳥や他の昆虫には狙われないようでした。
目を凝らすと、2ミリくらいのとても小さな ”ミノ” がたくさん葉に付いて、そして動き回っているのに気づきます。
また孵ってしまったのか・・・ と、暗い気持ちになります。
蝶の幼虫などは、鳥が狙うと思いますし、鳥はたくさんいます。
それでも、虫のいない樹というのも、けっこう怖いと思いますし、そうなると鳥も寄らない。
何とか、当たり前の循環を取り戻せないか・・・
戦いは続くのでしょうね。