例年に無い、早い梅雨入り。
ガーデニングにどのような影響があるのか・・・
考えずにはいられませんが、真っ先に思い当たるのが ヨーロッパブドウ・プルプレア への悪影響です。
以前も触れましたが、ヨーロッパ系のブドウ品種は日本の梅雨に耐えられません。
長雨、高温多湿、そして日照不足。
スズメガの幼虫に食べられることも拍車を掛け、昨年は 2度、丸坊主になりました。
葉が赤くなり、縁が赤さびの様に縮れ出したら、その後は葉がダメになってゆくのを止められませんでした。
それでも生き残って、春にまた芽吹いた姿には心を打たれました。
そもそも輸入系の植物を 「あまりにも美しすぎるから」という理由で衝動的に購入、我が家に迎えることにはリスクが伴うことと分かっていました。
ヨーロッパブドウは現在 3株、リスクヘッジと試行錯誤のため
1. フェンス際に地植え
2. 大きなプランターで東側・玄関先の軒下
3. 気楽に移動できるくらいの鉢植で、基本は南側の庇下
を試しています。
昨年はあまり成長の見られなかった地植えの株ですが、今年は様子が異なります。
ここまで、目に見えて大きくなりましたし、強力なツルの伸び方が段違いです。
また少しスズメガに食べられてしまいましたが・・・、 まだまだ大丈夫。
ですが、長梅雨となると、どうでしょうか。
鉢植は気付いたら、葉が赤くなり、早くも例の症状が見られます。
これはちょっと、持たないカモ。
プランターはまだ何とか、という感じですが、地植えと比べると勢いがありません。
それは致し方ない事かもしれませんが。
さて、次にイギリスナラ。
いずれも地植えで2株、コンコルディアとアトロプルプレア。
この2株に変化がありました。
コンコルディアは昨年、目に見えて成長しましたが、上にも僅かに伸びたものの、そのエネルギーを横へ大きく枝を張ることに費やしました。
意に反し、通路をふさぐように伸び伸びとなった枝は冬の間にはらいましたが、今年もやはり、横への成長が大きく、新しい枝も急成長します。
せっかく伸びても、また剪定するのかとため息が出ますが。
主幹のトップに僅か四つ、小さな若いドングリのようなものができていることに最近気づきました。
花を見た記憶が無く、これには驚きましたが、見守りたいと思います。
対して、アトロプルプレア。
こちらは高さも枝張も、ほとんど成長というものが見られません、昨年も同じでした。
それでも春には芽吹き、簪のような花がたくさん付き、現在は葉の色も濃い緑に落ち着いています。
アトロプルプレアの葉はコンコルディアに比べ、かなり小さな可愛らしいものです。
こちらにもドングリのようなものが見られましたが、これも今年が初めてです。
アメリカハナズオウ、昨年は貧弱だった樹形、急激に立派になりました。
大きくなりすぎそうで、こちらも困惑。
一枚の葉も、ふた回りくらい大きなものになった気がします。
枯れて葉も無くなっていたブラックムーニーは復活したと云える状態。
厚みが増し、花も咲きだしています。
ネムノキもカイガラムシにやられ、かなり貧相になっていましたが、少し戻ってきたように感じています。
盛りは過ぎましたが、もうしばらく花も楽しめそうです。
枝の途中、一度葉の落ちた部分が復活するものなのか、見守っています。