大胆に鳩を描いたこの羽織。
あまり詳しくないのですが 「漆箔」 という技法でつくられているということで、一目惚れして入手。
実物に触れてみると、確かに生地に粒々と点描が施されており、ちょっと違うかもしれませんが 印伝 のような風合いになっています。
それも気に入った理由の一つですが、何といってもこの大胆な構図と美しい鳩の描写。
逃げることができませんでした。
アンティークの一点モノ、機会を逃せば再び出会えることも無いかと、ちょうど暑い夏の頃、羽織など見ているだけで暑苦しいのもお構いなしに入手。
むかし着物は小さなものが多く、押し付けられた妻の着こなしにも寸足らずでしたが・・・ 合わなくってもいいのさ、飾ることだってできるし。