いつ訪れても、それなりに楽しませてくれるサギたち。
ついに単騎でさえもほとんど出会わなくなった カルガモ や マガモ に替わり、近ごろはめっきりサギ観察にはまっています。
増水して流れの激しくなった川、本日などはいくぶん水位も下がったように見え、ここの他にも狩場はいくらもありそうな気がするのですが。
相変わらずこのポイントに皆さん固執しています。
写真のシルエットは左から ゴイサギ・コサギ・ダイサギ・ササゴイ です。
本当にここで魚が取りやすいの?
どうやら取りやすい様で、獲物を捕らえたシーンを一枚。
その背後に アオサギ が一羽、にじり寄ります。
急いで獲物を飲み込んだダイサギは、アオサギに場所を譲りました。
ただ アオサギ はコーナーの守りが甘かったようで、ふわりと川面を舞った ダイサギ は改めてコーナーを奪取、特等席を確保します。
体の大きさも互角ですので、ダイサギとアオサギの攻防はイーブンと見えます。
が、他のサギたちはそうもいきません。
時に笑えるサギたちの攻防。
ダイサギ や コサギ では実際に獲物を捕らえるシーンも見ていますが、ゴイ と ササ が捕えるところは見ていません。
じっと動かずに水面を見つめている時間は、けっこう長いのですが。
ところで、アオサギ は 「いくら何でも、それは無理だろう?」 というサイズの魚を呑み込んでみせたシーンがありました。
数日前の撮影ですが、それがこちら。
サギ は カモ よりも大きく、飛翔もふわりとして撮影が楽しい鳥たちです。
そのわりにはパキッとした絵が抑えられないのは、ひとえにスキルの問題。
夕暮れは暗い・・・ とか言い訳はいろいろありますが、撮影していると時間を忘れてしまいます。
いつか橋の上から、滑空する彼らを 「僅かに見下ろす構図」 で撮ってみたい・・・
今日も帰りに寄ってみよう。
■撮影地 : 熊本市南区 白川河川敷