干支筆 山兎と兎口髭

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広島は筆の生産が盛んなところ、地域はいくつかに分かれるようですが、
川尻筆の老舗、菊寿堂の干支筆が入荷してまいりました。
干支筆・・・ そういえば去年(今年)は無かったなぁ・・・ 
虎はつくらなかったんですね。(笑)
 
来年の干支はと云えば、ご承知の通り ”兎”。
専門雑誌などを読んでいると、ちらほら兎の筆というのは登場してきます。
兎の筆を使用した経験が無かったのですが、干支筆が入荷しましたので、
近日には試してみようと思ってます。
今から楽しみです。
 
内容は2本組で、 ”山兎” の小筆と、”兎口髭” なるもの。
口髭のほうは、出荷時には穂が固めてありますので、ほとんど針のようですが、
さばいてみると、少しはボリュームが出ます。
兎の口髭・・・ なかなか立派なものですね。
何用? とか、聞かないで下さいね。
どうぞお好きなように、インスピレーションで作品用などにご使用下さい。
 
毛質は硬く、墨含みなどは悪いようなお話でした。
また、硬さと関係するのかもしれませんが、穂先命毛の消耗が早いのだそうな。
 
縁起物ですから、ご興味がございましたらぜひお店を覗いてみて下さい。
年賀状の作成に使ってみるというのも、面白そうですね。
 
 
●菊寿堂謹製 干支筆 兎年セット