今朝の出来事。
まだ寝起きの私、朝の空気を取り込もうとベランダ側の窓を開けました。
覚醒しきらない眠い頭に、何かが警鐘を鳴らしました。
”何だ?・・・ 歌ってる? 凄い!”
国道の喧噪など耳に入らなくなるほどの美声、悠々たる独唱。
眼鏡も付けず素早くカメラを用意し、それらしきポイントに鳥影を認め、とにかく撮影しました。
鳥は遠く、建物の屋上から突出したアンテナの、その上。
とにかく撮影しておこうと、続けてシャッターを切りました。
それにしても久しぶりに耳にした美声、鳴き声では無く歌。
望遠の効かないレンズですので期待はしていませんでしたが、後で確かめてみますと
「ちっ、見当違いのところを撮ってしまったか、カラスじゃないか・・」
カラスに失礼な発言、カラスは大変興味深い鳥ですし、撤回致します。
寝ぼけてましたので声の主を間違えて撮影したかなと納得しかけましたが、
「ちょっと待てよ、コレ、カラスではないな・・・」
最後に飛び立つシーンが残されており、真黒な羽毛の中、羽の一部に白斑が見えます。
カラスでも稀にアルピノの様な白を持つものを見ますが、飛影も見慣れたカラスではないことにすぐに気付かされます。
この黒い、からすよりも一回りくらい小さいかもしれない鳥が、声の主でしょうか。
黒い鳥であのような美しい囀り・・・、 全く頭に浮かびません。
そこで、ネット調査。
【 市街地で見た野鳥、水鳥でなくて、黒くて、カラスより少し小さくて、美声・・・】
可能性がありそうな候補、一つ見つけましたが・・・
こんなの居るかなぁ、ここに。
WIKI では
クロウタドリ(学名Turdus merula)とは、スズメ目ツグミ科に分類される鳥。
・・・日本では旅鳥またはまれな冬鳥として、北海道から沖縄県まで記録があり、特に西表島や与那国島での記録が多い。・・・・
そのまんまの名前ですが、私はこの鳥、知りませんでした。
こじつけるにはちょっと、敷居が高いかなとも思うのですが。
とにかく、歌声は超一流でした。
あれだけの声量と歌声、ご存じの方がおられましたらぜひ教えて欲しいです。
【 ** 追 記 ** 】
いただきました、ハッカチョウ。
広げた羽の白、鼻先になにかフサでも付いたようなシルエット。
間違いないでしょう、とのこと。
私は初めて聞く名前でしたが、どうやら横浜ではさほど珍しくも無い様な。
とても器用に鳴き歌う鳥であるとかで、八哥鳥。
もう一度、まじかで出会う機会があると好いのですが。
それにしても、声量豊かな美しい声でした、目が覚めましたもん。
教えて下さった方、どうもありがとうございました。