水辺の風景 2025年10月12日 小さな楽園・その1

 

この季節に及んで連日(といっても週末だけですが)、港エリアの風景を楽しんでいます。 鳥たちがどんな理由で、どのタイミングでその場所に集うのか・・・ なかなか分からないものですが、私にとってこれはもう、小さな世界ながら 「楽園図」。 

 

タカブシギ

トウネン

アオアシシギ

ハマシギ

エリマキシギ

よく見なければわからない タシギ

 

大小さまざざまな鳥たちが集まる小さなホットポイント。 珍しいものがいるわけでもありません、集まっているのはエリアでよく出会うものたちです。 水があって、鳥たちが集う場所。 自分がテーマとしている風景がここにあります。 

 

作付けされずに休ませてある、恐らくハス田と思いますが一区画、一面。 この様なことがあるのですが、似たような場所はいくらもあるのに、その時はその場所に鳥たちが集まっています。

トウネン、飛来する小さなハマシギの群、単騎で動き回る エリマキシギ。 数えるのも大変ですが、タシギもかなりの数が見られます。

そして、つい シラサギ と云ってしまいますが、白いサギのほとんどはコサギ。 珍しくコアオアシシギ の小さな群に数羽のアオアシシギ。 そして、たくさんの セイタカシギ。 

そしてそこへ クロツラヘラサギ が飛来して役者がそろいました。

 

ただ、小鳥たちが集えば、猛禽もやってきます。 地上がざわつく時、空には飛影。 その飛び方、飛影、見間違えることもありません。

 

電柱のトップに。

こちらも小さな猛禽類・モズ。

少し遠いので、車を移動します。 脅かさないように、ゆっくりと。 カルガモ のように神経質なのがいないので助かります。 

 

反対側へ移動して距離も知事まり。光も少し好くなりました。 しかしながら、群の撮影というのは、意外に難しい。 思うところにAFは行かないし、構図もなかなか思う様にはなりません。 撮り方には工夫が必要カモしれません。 

 

アオアシシギ

 

そして、群がざわつく時。 一斉に頭をもたげて警戒します。 空に何か見えたのかもしれません。 もっとも、クロツラなどはあまり関心が無いように見えました。

 

 

脅威は去ったか、またゆっくりとした時間が流れます。

 

 

■ 撮影地:熊本市