
この季節に及んで連日(といっても週末だけですが)、港エリアの風景を楽しんでいます。 鳥たちがどんな理由で、どのタイミングでその場所に集うのか・・・ なかなか分からないものですが、私にとってこれはもう、小さな世界ながら 「楽園図」。












大小さまざざまな鳥たちが集まる小さなホットポイント。 珍しいものがいるわけでもありません、集まっているのはエリアでよく出会うものたちです。 水があって、鳥たちが集う場所。 自分がテーマとしている風景がここにあります。
作付けされずに休ませてある、恐らくハス田と思いますが一区画、一面。 この様なことがあるのですが、似たような場所はいくらもあるのに、その時はその場所に鳥たちが集まっています。
トウネン、飛来する小さなハマシギの群、単騎で動き回る エリマキシギ。 数えるのも大変ですが、タシギもかなりの数が見られます。
そして、つい シラサギ と云ってしまいますが、白いサギのほとんどはコサギ。 珍しくコアオアシシギ の小さな群に数羽のアオアシシギ。 そして、たくさんの セイタカシギ。
そしてそこへ クロツラヘラサギ が飛来して役者がそろいました。
ただ、小鳥たちが集えば、猛禽もやってきます。 地上がざわつく時、空には飛影。 その飛び方、飛影、見間違えることもありません。



少し遠いので、車を移動します。 脅かさないように、ゆっくりと。 カルガモ のように神経質なのがいないので助かります。




反対側へ移動して距離も知事まり。光も少し好くなりました。 しかしながら、群の撮影というのは、意外に難しい。 思うところにAFは行かないし、構図もなかなか思う様にはなりません。 撮り方には工夫が必要カモしれません。









そして、群がざわつく時。 一斉に頭をもたげて警戒します。 空に何か見えたのかもしれません。 もっとも、クロツラなどはあまり関心が無いように見えました。




脅威は去ったか、またゆっくりとした時間が流れます。




■ 撮影地:熊本市