水辺の風景 2023年10月15日 港エリアは賑わい気配に

 

いつものコース、港エリアを訪れます。 そこここでモズがけたたましく鳴き、水路にはカモの姿がちらほらと見られるようになりました。 どこへ行っても川や水路などあると、つい 「誰か来てない?」 と覗き込むのですが、夏の水辺は水鳥がいないために寂しいもの。 

その夏シーズンも終わり。 この日も 「誰かいる」 から始まりました。

 

 

覗き込んだクリークの奥の方、数羽の小さな群ですが、カモが居ました。 ファインダー越しではどうも判別ができませんでしたが、見られたのは オナガガモ でしょうか。 メス と エクリプス か、リファレンスがややこしいののこの季節の特徴でしょうか。 

 

高さのある堤防際の道からクリーク越しに耕作地を見渡します。 既に冬の衣替えを済ませた カイツブリ、徐々に数を増やしてゆくカルガモ の小隊、オオバンの数も少し増えた様に見えます。 

 

 

先を急ぎ、耕作地へと降りてゆくとすぐに クロツラヘラサギ に出会いました。 水を張った耕作地で餌をとっているところ。 前回訪れた際にも出会いましたが、今回はもう少し近くで観察できる機会となりました。 これまで意外と顔のディテールまで撮れる機会が無かったのですが、今回はそれをクリアー。 時に赤く見える瞳、不思議なシャモジのようなクチバシ。 そのくちばしで毛づくろいはどうなんだろう・・・ とつい考えてしまいます。

 



タシギ は出会うこともそれなりに多いシギです。 この日も他の鳥たちに混じって単騎、水を張った耕作地に見られました。 さほど神経質なトリでもありませんが、私たちが気になりだすと軽く飛び立ち、敷地境界のへりに身を寄せます。 隠れてる?

その他に ウズラシギ や トウネン も見られました。 トウネンはここのところ継続して見かけるようになっています。 チドリ科の小さな鳥ですが精悍で美しく、魅力的です。 

 

 

■撮影地:熊本市