熊本駅新幹線口

 
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九州新幹線の全線開通を目前に、開業間近の熊本駅を見学できました。
まずはこの一枚、祝・開通。
いろいろと期待する声、変わらんだろう・・ というつぶやき、いろいろと聞こえてきますが、
それ以前と同じ、ということはあるはずも無し、いままでは無機質なコンクリートの高架のみが
延々と続いていた景色に、新しい車両がヒトを乗せて滑る日は、もうすぐそこです。
 
 
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 完成した駅舎、新幹線口側。
 意外とシックな、デザイン的にはある種クラ
 シックな風情。 
 コンクリートの表情と、タイルのコンビネーション、
 それにガラスカーテンウォールは落ち着い
ちゃった感がありますが、逆に言えばあまり
違和感もありません。
 
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エントランスへと続く開放通路の柱にも、同種のタイルが
張られていますが、壁面に用いられたチャコールグレーの
鋼板は少し不思議な感じ。
 
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 ●構内・新幹線口                          ●シンプルなTSUBAMEの時計
                                        これ、販売したらどうですか?
                                        けっこうカワイイですよ。
 
開通直前、様々なヒトの想いを乗せて走り出す大きなプロジェクト。
熊本駅の新しい顔として、夢がひろがります。

ところで。
液周辺の開発事業はまだまだ進行中、完成をみるのはまだまだ先のこと。
この新幹線側に駅を出ると、間近に花岡山の仏舎利塔が見え、目の前には住宅地が広がっています。
「駅を出ると、そこは個人の住宅地?」
マンションなども今まさに工事が進められているようですので、そういう都市計画なの?
住宅地駅の間に商業施設などの緩衝帯がなく、少し不思議な気持になります。
最終仕上げ工事中の外構は確かに小じんまりとして、有る意味落ち着きは感じますが、
スケールの小さなものと云えなくも無い。

まあ、そのあたりは、5年後、10年後には答えも出てくるところかもしれません。
在来線側も、まだまだ混沌の中にある、熊本駅事情です。

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 ●駅前はすぐ住宅地。                       ●着工中の現場が目立つ在来線口の景色