近頃のオマケって・・・

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BMW・・・ う~ん、懐かしい。
個人的にも特別な思い入れがありますが、私にとってのBMWは 2002ターボ くらいからの記憶です。
キドニーグリルに独特な直線的構成のフォルム。
初めて乗ったのは E28シリーズ でしたが、今眺めるとさすがにクラシック、でも好き・・・。
子どもゴコロに見ていた2002ターボとか、そのイメージが強烈に焼き付いた結果、
そのような嗜好に走っているのかもしれませんが、どうも新しいラインに馴染めません。
 
そのBMWのオモチャに釣られて、缶コーヒーをセレクト。
大のオトナがオマケを目当てに商品を選んでいる様など、見苦しいことは申すまでありませんが、
ちょっと楽しく思うのは、このオモチャのミニカーが結構よく出来ていること、
感心してしまいます。
 
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ところで、缶コーヒーはご存知の通り、120円。
今の時代、大量生産品の原価が安いのは常識ですが、いったいこのミニカー、
お値段は如何ほど?
と、考えてしまうわけです。
 
先日タバコ1箱についている、これまたオマケのライターを眺めていて、同様の疑問をいだきました。
タバコこそ、効率の著しく良い大量生産品の代表格でしょうけれど、販売価格の大きな部分は
ご存知の通り税金が占めるワケで、見ればオマケのライターは金属製で、これまた意外にも
しっかりと作られています。
 ”タバコより高く売れるんじゃないの?” という気さえします。
いくらキャンペーンとはいえ、製品単体で赤字になるようなパッケージングはしないと
思いますが、このようなロジックの源は ”メイド イン チャイナ” ではないでしょうか。
 
 
中国製品を理由も無く軽視することを仰るお客様もおられますが、今時、物事はそんなに
簡単ではありません。
”安かろう、悪かろう” という時代はとっくに過ぎ去って、過去のものになりつつあります。
今、自分の身の回りのもの全てを日本製で固めるとすれば、もの凄い費用が掛かることは
たやすく想像できますし、同じものを日本で製作してお客様へ価格を伝えれば、
”高いっ!” と相手にされないことでしょう。
 
グローバル社会、難しい世の中になったものです。