レコードプレイヤー再考 --その1--

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手元にはいま、お客様からお預かりしているクラシック・オペラ関連のレコードが大量にあります。
名盤と呼べそうなもの、数枚組みの豪華版も多々有り、モーツァルトヴェルディプッチーニ、etc、お好きな方はおられるものと思っております。
 
売却を前提にお預かりしましたので、いずれ近いうちにオークションなどでお好きな方の元へ・・・ と考えていましたが、長い間、手付かずとなっておりました。
理由はいろいろあるのですが、(手放すのも惜しいので、自分で買ってしまおう?・・・とか)
大きな理由はこれらが "レコード" という懐かしいメディアであったことが大きな要因となっておりました。

知人でレコードを良く知る人に、これらをどのようにして売ったらよいか相談したことがあります。
『基本的には一枚一枚試聴して、状態を確認するしかないでしょうね。』
とのアドバイスをいただきました。
とは言っても、この量。レコードだから早送り再生も無ければランダムアクセスも無い、A面が終わったらひっくり返してB面にしなければならない。
それに、リモコンだって無い・・・。

思えば昔は皆、こうして音楽を聴いていたのですね。
現代は本当に楽チンな時代になったものです。
とにかくやらねばと、重い腰をあげることとなりましたが、手始めに、聞ける環境を整える作業を、これには案の定、苦戦を強いられることとなりました。


最後にレコードを聴いたのは何時のことであったでしょうか?
20年前? もっと?
そもそも私自身はプレイヤーを持っておりません。
判っていたことなので、レコードと一緒にプレイヤーもお預かり致しました。
"差し上げる・・・" と仰られたので、ありがたく拝領致しましたが、いざ、動かそうとするとこれが何故か動きません。でも、駆動音はある。

本当に使えるのでしょうか?