すずめ、カラス、そしてハト。
都会で出会える野鳥の種類はそうは多くないかもしれませんが、ここにご紹介した
オナガは、私には子どもの頃より馴染みのある野鳥でした。
東京や横浜では良く見かけたのですが、ここ九州に移ってからはとんと見かけることが
ありません。
生息していないのでしょうか？
写真は横浜で仕事をしていた頃、窓の外、イチョウの街路樹に巣をつくっていたツガイの一羽です。
オフィスは４階にありましたので、ちょうど地上10メートルくらいのところでしょうか。
仕事の合間に何度となく撮影を試みたのですが、動きも速く、撮影の技量も無いために
まともに写ったものは殆ど無いという有様でした。
ほとんどの写真が、ピンボケはおろか、空振りで残っています。
しかし美しいトリですね、本当に。
何と言うか、鳥らしいトリとでもいいますか、全ての羽が長く美しく伸びて、
"絵になる" とはこういうことを言うのでしょう。
写真は恥ずかしながらそのピンボケですが、偶然にもオナガが空中でフルブレーキをかけた瞬間、羽の伸びきる様子がよく見て取れます。
・・・・・・・・・・
数年前の写真ですが、子育てをしていたようで窓の外が気になってしょうがなかったことをよく覚えています。
私のワークデスクから、つい５メートル先くらいの処なのですが、ちょうどイチョウの葉も繁る頃で、結局ヒナを目撃することはありませんでした。
町のカラスとよくやりあっていましたが、オナガの番は連携して事にあたっていたのを
今でもよく覚えています。
