水辺の風景 2026年1月18日 航路は楽し!

もっとやりたい事が・・・・ ありました。 相手は生身の野生動物、そう簡単に、そして思うようには完結しないところが楽しみでもあるのですが。 

年始に訪れて、そして先週末も再訪を目論んでいたのですが、当日は天気も芳しくなく順延とした、諫早詣。 庭木の剪定など、やらねばならぬ事ばかり押せ押せの週末、大切な一日だけのお休み。 

目当ては夕暮れ前の時間帯、朝イチ便までは必要なかろうという事で、朝3くらいを目指します。

 

 

どの便に搭乗してもこの季節、ユリカモメ隊 が終始、船をエスコートします。 デッキは賑やかです。 前回、こいつらに気を取られて海上の哨戒が甘くなった反省をふまえ、海上の飛影に集中。 

今回、今まであまり観察できなかった鳥たちに出会いました。 そういえば夏場はミズナギを求めて計画的にフェリーに乗りますが、この季節はあまり乗っていなかったかもしれません。

 

カツオドリ

水中生物をチェックしに行くカツオドリ

カンムリカイツブリ

カンカン(カンムリカイツブリ)自体は珍しい鳥でもありませんが、こんな風に沖合海上を飛翔して行き交う姿をこれまで見たことがありませんでした。 ただ・・・ あまり飛び姿がかっこよくありません。 なんというか、細長くてアンバランスな感じ。 そんなことを言ったらあきまへんな。

 

カワアイサ

そして、初めての体験は アイサ の飛翔に出会ったコト。 リファレンスでは カワアイサ・メス ということかなと思います。 海だけど、カワアイサ。 静かな内海・有明海は大きな湖のようなもの、鳥たちにとってはこの辺を飛び回るのはひとっ飛び圏内。 ユリカモメ も船について飛び、気付けばすぐに対岸の島原です。

自由に行き交っている彼らを観察するのは、けっこう楽しいものでした。 今回、これが目的では無かったので、うれしいオマケでした。

 

さて、やりたくなったコト・・・今回の目的。 それは トモエ の集団飛行をもう少し近い場所で体験、撮影すること、でした。 前回経験した 大群 の飛翔、もの凄かった。 これが毎日のことであれば、ぜひもうちょっと近くで・・、できれば画像でトモエの頭髪がグリーンに輝いている様子まで写し取りたい。 やってみなきゃ、やれないコトです。 いわゆる塒入り的な行動でしょうから、観察時間はまず間違いなく夕暮れ前。 前回よりも少し日が長くなっているので、タイムラインを調整します。 

それまでの時間はぜひ、もう一度 コチョウゲンボウチョウゲンボウ・オス を探したい。 タゲリ のイキイキした姿ももっと撮りたい。 課題はいくらでもあります。

 

ナベヅル

識環をたくさん付けられているタゲリ

カンカン

ノスリ

トビとアオサギ

トモエガモ

オオバン

 

さて、少し早めではあるけれど下見も兼ねて目当てのフィールドに入ります。 夕暮れまでにはまだ時間がありますが、時おりブッシュの上を低く舞う チュウヒ でも見ていようか。 ここはとにかく チュウヒ がよく飛翔します。 何故でしょうか、このトリはこれまでにもたまには出会い撮影するものの、特に顔立ちの画像がきっちりと結びません。 何故なんだろう? この日も、まあ遠いとはいえ何度か撮影してこの程度。 AF が喰いつかない感じ、です。 

 

 

などとやっている時、相方が何か、大きな鳥が耕作地を横切ってクリークの方へ渡ったというので、見てみると・・・・ その正体は 小耳 でした。 前回訪れた際には会えず 「もう居ない」 とか、「ノスリにやられた」 とか・・・ ロクな話を聞かないものだから、今季はもう会えないものと諦めていたのですが。 会える時ってのは、こんなものなんでしょう。

 

 

しかし、だ。 どうしてこの AF は・・・ここ一発というところで、いつもこう。 めったに会えないトリに出会った時にコレでは・・・この程度か・・・ と嘆いても、時は戻せず。 課題が残るのは、ひょっとして好いことなのかもしれません。

 

そうこうしているうちに トモエ の山が動きます。 地方の新聞紹介では 約4万羽 とか。 数えられないけど・・・もっと多いのでは? 

さて今回、この大群に”最接近”する計画でしたが・・・ 前回と飛翔コースが違う・・・とほほ。 我々の近くに寄ってくることは無く山側へ飛び去りました。 普通に群を眺める観察となりました。 まあ何度見ても、これは凄いのですが。

 

 

■ 撮影地:長崎県 諫早