水辺の風景 2025年7月21日 暑い休日の過ごし方

ブッポウソウ

近ごろすっかりアクティビティーを失って(暑いやら、痛いやらで)フラストレーションが溜まっていきます。 動かなきゃ、何も起こりません。 連休くらい、出かけないと・・・。

意を決して久しぶりの 早朝・5時半始動。 目的は・・・いい加減そろそろ勝負を付けたい ブッポウソウ、いまだまともに出会えたこともありません。 

今回、勝負は一瞬でした。 連写数枚の中から、本日の最高傑作をトップ掲載。

 

 

さほど遠いというわけでも無いのですが・・・何やかやと時間が掛かり、いや、コンビニで ツバメ兄弟 の撮影などに引っ掛かっているからどんどん遅くなっていくのですが、目的地へ到着したのは朝8時ちょい前くらいでした。 

それでも、場に入った瞬間には居たんです、それも2羽。 谷を滑空し、橋梁と斜面の森を行ったり来たり。 可愛気のない特徴的な声もたくさん聞きました。 心中、本日の収穫と勝利を確信してさえいました。 

しかし敗北、惨敗。

そもそもカメラのセッティングもせずに乗り込んだり、場もわきまえずに車からすぐに降りて見渡したり、ぜんぜんダメでしょう。 目の前を往復して飛んで、いくらでも撮影できそうな様子と思ったが最後、瞬間的に終了となりました。 その後は森に入ってしまい、気配を消してしまいます。 今回、反省しかありませんでした。

 

■撮影地:熊本県 美里町

 

 

このフラストレーション、どうしたら良い?。 

ということで、また別の日にと考えていた企画を前倒し。 何といっても、時刻はまだ午前・10時にもなっていません。 

ただ・・・・その企画はやはり早朝か、さもなくば夕方前がベター。 早朝の部は終わってしまいましたので、夕方のほうにエントリー。 まだまだ時間がありますので、いったん帰宅して休みます。 

第二部は 「夏の海鳥探し」 、夏空、白い雲を眺めていると、どうにも海が恋しくなります。 昼寝を済ませ、いざ、夕方前の島原フェリー航路へ。 

 

夕方4時過ぎといっても盛夏の頃、まだまだ日は高く、そして暑い。 対岸の観光では無く海上の往復それ自体が目的です。 涼しそうなキャビン室内を尻目に、また特に出港までの無風状態が暑苦しい 甲板 に陣を取ります。

 

ほどなく、出港。

まずは港内に屯するカツオドリ。 この地ではちょうど今頃から観察できるようになる夏鳥。 活発に動き回っている様子を港風景で楽しみました。

 

 

 

そして、目的の オオミズナギドリ。 こちらは結果的には後からの画像確認で、私が一羽、相方が別の一羽を撮影するに留まりました。 ただ、残念ながら近距離での撮影とはならず、記録写真に留まります。

 

オオミズナギドリ と イルカ

この航路では イルカ などに出会うことがよくありますが、水上を滑空する ミズナギドリ や カモメ など、上空から水中がよく見えているのでしょう。 両者が同じ写真に納まるケースが多くあります。 浮上する潜水艦と哨戒機 ってとこでしょうか。 

今回も イルカ か スナメリ かは分かりませんが、そこに数体が泳いでいることは全体は見えないものの、認識はできました。

 

 

島原港の トビ若鳥

 

カモメ というか、ウミネコ ですが、彼らも毎回この船旅を楽しませてくれます。

今回は楽しかったのは、やはり カツオドリ。 魚を狙って飛び込む姿は有りませんでしたが、生きいきとした様子を、例によって夏の海風景として撮影しました。 

どうやら珍しいお客さんも混じっていた様で、やはり 「積極的に動かないと、出会いも無い」 と改めて思わされました。

Masked Booby 青面鰹鳥 は当地での観察がとても珍しい種でした。

 

■ 撮影地:熊本市