
できるだけ繫く通って観察したいと思っている港エリアの10月。 とはいっても必ず毎週末に訪れることが出来る訳も無く、前回から2週間あいてしまいました。 訪れたこの日の港エリアは鳥密度が高く、光も好く爽やかな陽気。

まずは しまあじ の確認を・・・ 居ました、一羽だけ。 前回はアクシデントでじっくり撮影できませんでしたので、できるだけと張り付きます。 今季この場所で出会っているのはどうやらオスのエクリプスか。 できればぜひ見たい、オスの冬羽衣。








それにしても、カルガモ によく似てる、ミニカル といった感じの しまあじ。 カルガモ も移動はするようですが、留鳥ガモの代表格。 カルガモ の群は、好い。 来るものは拒まず、去る者は追わず・・・ というか、群のダイナミクスにいつも興味をそそられます。 渡り遅れたものが合流する ”拠りどころ” でもあるし、単騎の旅鳥や迷鳥も群に入れば安心です。







近くで撮影できたこのシギ。 いつものタカブシギかと思っていたのですが、それは違う様でした。 例によって識別は難しいのですが、候補として アメリカウズラシギ が上がっています。 この季節だけ見られる可能性のある 幼鳥 の旅鳥。








タシギに長らく出会っていない・・・ と思っていたら、遭遇。 タシギが居るのは必ずと言っていいほど水面の中央部では無くヘリの辺り。 素晴らしい羽衣に感服。



もちろん潮目によるのですが、海の方も賑やかになってきました。 集結しているのはオナガガモ、多くはありませんが ホシハジロ なども見られます。


電線にとまる小鳥を見つけて撮影。 ヒバリの電線写真はロケーションとしては意外と珍しいように感じるのですが、それで初めて気付いたものか、特筆すべきはその ツメ の長さ。 こんなに長かったっけ? 驚きすぎて、新種を疑いました。
◼️撮影地 : 熊本市