水辺の風景 2024年9月22日 天候回復の港エリアで

ホシゴイ の眼

昨夜半から荒れた天候、かなりの雨と、なり続ける雷鳴。 雷の轟音、というのではないのですが、ずっとどこかでゴロゴロと鳴っている感じでした。

残った雨もやがて止み、曇天ながら回復といえるほどの状況に。 買い物ついで、くらいに近場の港エリアを覗きに行きました。

 

 

この場所にはいつも ホシゴイ が数羽陣取っています。 それはわかっていたのですが、久しぶりにきちんと観察してずいぶんと羽衣が変化していることに気付きました。 幼鳥から段階的に ゴイサギ成鳥 の羽衣に変わっていき、その後に吹流しのような冠羽が生えてきます。 兄弟かまではわかりませんが、4羽ほど居たホシゴイ、みな少しずつ成長している様子です。

 

さてこの日。 堤防の外を眺めていて、次第に干潟となりつつ海に小さな群ですがカモのシルエットに気付きます。 直感的に オナガガモ と気付きました。 ただ羽衣は十分に冬羽になっておらず、あいまいな感じ。 9月ですから、早く到着してしまった先ぽう体といったところか。 また今年もあの賑やかな季節がやってくる事を予感させる出会いでした。

 

 

 


シギはあまり見られませんでしたが、少しだけ集まっていた場所がありました。 アオアシ、コアオアシシギ の他、よくこの場所でも見かける エリマキシギ 幼鳥か。 

アマサギ はだんだんと羽衣が白くなって、色は頭に少し残る程度。

 

卵は隠しました。

水路のカイツブリ、浮巣には大きな卵が2個。 残暑がきついとは言っても季節は9月も終わる頃。 今ごろ子育て?

 

■撮影地:熊本市