タゲリを見に、探しに行きました。 まず迎えてくれたのは ニュウナイスズメ。 一度見えると、その後は容易に見えるようになるものなんでしょうか。 本日は オス・メス ともに写真に収めることができました。 日頃見なれたスズメのようで、ちょっと違う。 オスとメスでも、ちょっと違う。
初めて出会った ホシムクドリ なのですが、撮影時には逆光気味で普通のムクドリと判別がついておらず、帰宅後に写真を整理していてびっくり 「げっ、ホシムクドリだったんかい」。 しまった、もっときちんと向き合うんだった・・・ は後の祭り。 また次回に課題です。
後で思えば、ホシムクドリはけっこうたくさん居たようです。 意識もせずにいくつかの写真に納まっていましたが、こちらもその一枚。 そもそも遠いわピンも甘いわでお話になりませんが、くやしい記録として。
さて、タゲリ。 今までで、といってもそんなにキャリアもありませんが、経験上では最も多くの数に迎えられました。 水を張った耕作地に居るのを数えただけでも 38羽ほど。 距離は遠いのですが、充分に楽しませてくれました。
以前にもここで出会ったことのある セイタカシギ、あし長すぎです。 両翼を ”スッ” と立ち上げ、その長い羽根を水平に下ろすと、羽ばたくこともなくフワリと風に乗って飛び立ちました。 幻想的な光景でした。 ハマシギ は目が慣れてきて、初めて群がいることに気付くくらい。 小さな体に長めのクチバシ、可愛らしい姿の小さなシギです。
ホオアカ も初めて。なるほど、頬赤です。
この日はタゲリを見ている間に ツル が次々と飛来しました。 着地すると、とにかく食事、モーレツにおなかが減っているのがよくわかります。 最終的な越冬地は 鹿児島県の出水地方だと思いますが、ここは中継地。 初めにまず2羽、そしてみる間に増えてゆくナベヅル。 眼を閉じると遠くから ツル たちの合唱が、風に乗って聞こえてくる。 横島干拓地、冬の光景でした。